シアトルの新聞社「シアトルPI」やはりオンライン部門だけが残る事になりそう…
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「経営層は新聞社をオンライン部門だけなら残しても良いと考えているらしい」というエントリを書かせていただいたのだが、その後少し動きがあったようで、シアトル在住の佐川さんが
というタイトルでエントリをアップされています。
佐川さんのほうのエントリへコメント欄で紹介しておいたのですが、8日付けのTechnobahnには、
ということで、先日からの流れをフォローしながら現状を伝えてくれています。
日本において私が知っている例ですと、リクルートさんやインプレスさんでは紙媒体は廃刊してネットに移行って話があったと思います(うろ覚えで書いていますので、間違い、そのほかの事例も多数存在すると思います)。
それ以外に耳にするニュースは大概が廃刊を決定というニュースで、今回のようなオンライン版への移行という事例が今後日本においても増えてくるのかを注目しているのですが(もしかすると廃刊を決める段階で累積している赤字などでオンライン版だけを維持する体力も失っているのかもしれませんが)、そこには「我々は紙でやってきたんだ」という拘りが薄い世代が経営の中核に入っていく時期までもう少し時間が掛かるのかもしれませんね。
ただ、経営層がどんな想いでいるのかという観点では、世代交代によるソフトランディングを目指して問題先送りしているような印象を受ける側面もあったりします。
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