アイデアは自分の中に埋もれている
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グループ会社内向けの新規事業公募制度で自分の企画が最終選考まで残り、先日最終プレゼン用の事業企画提案書の内容検討の打ち合わせ時のこと。
前日まで一人で提案書を作成していたときは、完全に行き詰まって、どうにもこうにも先に進まない状態で打ち合わせに望んでいました。
ところが、二人で打ち合わせを進めると、行き詰まっていた部分のアイデアがどんどんでてくる。それも、相手から提案されるのではなく、自分からアイデアが浮かんでくる。打ち合わせの前の時点で、答えは自分の中に持っていたのですが、頭の中に埋まっている情報がどんどん結合され、答えが導き出される感じです。
ネットをたたけば大抵の情報が探せる時代ですが、それでも考えなければ解がでない問題や、様々な情報を組み合わせ、新しいものを創造しなければならないことは山ほどある。それをするのが人間の役目。ネットはあくまでそのための情報を与えてくれるもの。
反面、ネットが余りにも便利になりすぎて、ネットをたたいて探した答えを自分が考えた答えだと思ってしまう人は以外に多い。しかし、その答えは人が作ったもののコピペであり、創造性がないもの。
ネットで情報を取得することを否定するつもりはありません。自分もネットからは多くの情報仕入れています。しかしネットから集めた情報は、与えられた情報(インフォメーション)であって、自分で考えられた情報(インテリジェンス)ではない。
大抵の情報(インフォメーション)がネットから取得できる時代だからこそ、自分の中に蓄積されたインフォメーションをインテリジェンスに変える技術というものが重要であると改めて感じた打ち合わせでした。
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