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心が折れてしまう前に予防的視点でのメンタルヘルス情報発信

去年の今頃(回顧録)

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今年も残すこと、あと二日になりました。

ふと、去年の今頃は何をしていたかと思い起こして見ると、ちょうど去年の今頃は二度目の"うつ"による休職中でした。

現在は自分で驚くほど回復し、一年前の日々鬱々と過ごしていたことが遠い過去の様に思っていましたが、確かに去年の12月はまだ休職中で、「この先どうなるんだろう?」と不安な日々を過ごしていたことを改めて思い出しました。

去年の夏ごろからその兆候はあったと今では冷静に分析できます。日々の仕事に追われる中で自分自身でサインを見ないようにしていた様な気がします。

うつは突然やって来る様なイメージもありますが、実は日々の生活の中で様々なサインを出しています。

私の場合は、"睡眠"、"食欲"、"興味"、"意欲"などに顕著に現れていました。もちろん普通なら気づくはずのこのサインを自分自身が認めたくないと言う深層心理で押し込めてしまい、結果として休職してしまうと言う残念結果となってしまいました。

休職で沢山の人に迷惑をかけ、結局自分自身もどん底に落ちてしまった結果から見ても、誰も得をしていないこの負の連鎖を何とか断ち切ることができたのは、復職支援(リワーク)との出会いでした。

それまでは"うつ病"と言うネガティブなイメージから目をそらし続け、自分自身と真っ向から向かい合うことができず、だましだまし何とかやり過ごしていた自分に、リワークで様々な人に出会い、"認知行動療法"と言う非常に大きな学びを得ることで私は"本来の自分"を取り戻せた気がします。

そして今では自分自身と真っ向から向き合い、自分の本来の姿で生きいけていると実感できています。

うつ病は誰でも罹患する可能性があるものですが、また予防することも出来る病気でもあると私は思います。

日々鬱々と過ごしているワーカーホリックの人も、自分自身のサインから目をそらすことなく、自分自身を受け入れて欲しいと思っています。

私がこのブログを始めた目的のひとつは、日々忙しく働く人たちへメンタルヘルス観点での予防策を情報発信していければと言う思いからです。

これからも、少しでも誰かの心に引っ掛かる情報を発信し続けていきたいと思っています。

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