「ビジネスプロセスが会社の命運を決める！」

先日友人のKさんのセミナー講演を聞いた。タイトルは 「ビジネスプロセスが会社の命運を決める！」である。ソフト開発・SE・営業そしてコンサル経験とまさに彼ならではの内容だった。彼の持論、ビジネスプロセス（BP)の大切さが解らなくては、BPMの議論をしても仕方がないと。BPMの大切さも解らないと。まさに、おっしゃるとおりである。

彼の話の骨子は①会社は生き物で、その寿命は30年　②若さ（改革）を維持しないと成長できない　③若さを阻む老いは、個人・組織・企業文化にあっという間に蔓延し、現在の安定状況に会社を安住させる　④それを変えていくには、ビジネスプロセスをいつも活性化しなくてはならない。⑤ビジネスプロセスを継続的に活性化するための道具がBPM。とゆうことである。

講演内容に全面的に賛同、賛同しながら色々考えさせられた。

①このような論調、従来全くといっていいほど無かったな。従来からのIT製品・IT技術の説明は勿論大切だが、企業のTopにはこっちのほうが胸に響くのではないだろうか。

②BPMを健全に進めていくためには、このような講演を通じてビジネスプロセスの重要性をユーザにもIT関係者のも浸透させていくことがキー。

③その意味でも、従来のIT関連教育と違った教育・研修がBPMには重要になってくる。今まで何人かの人と議論してきた事の再確認である。

月夜の浜に何処からとも無く、あちらこちらから蟹たちが集まってくるように、BPMにも各エリアの経験者が集まって来ている。　楽しい事である。　従来のIT産業がややもすると海外の知識の紹介・披瀝で済ませここまで来てしまった。しかし、このBPMの領域は色々なエリアの元気の有る仲間達と、知恵を出しあい、知財として蓄積していく領域が沢山用意されているようだ。