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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

「惜しいなあ・・・」と思ったら、やっぱりだめなんですよね。

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今日は、協力会社、クライアント等、取引先関連の話です。

  

人間商売である以上、誰しも、絶対に完璧であるはずはありません。

それでも、我々コンサルタントは、クライアント(契約主)から依頼された要件をできるだけ満たそうとするために微力を尽くすわけです。

   

例えば、人財要件が大きく5つあれば、時にはその5つの指を「1つか2つ折って」、残りの4つか3つの素晴らしさをアピールして、仕事機会に成就するのもよくあることです。

私のクライアントのほとんどがそのプロセスを理解いただいているので、大抵の場合、折った指の方の大切さより、折らなかった方の強みへ期待をさらに膨らませている「3本以上の指」の重要さを理解いただき、ご登用いただいています。このプロセスの基本はまさに、「誰もが完璧ではない」という原点からきているのです。

  

ですが、引合ステージにおいて、クライアントないし協力会社の方々の物言いをお伺いしていると、そこはさておいての、「自分中心での理論・理屈」をさく裂させて、「ご自身の希望条件通り」でのお取引機会を切望されることも、ままあります。

   

お気持ちはもちろんわかります。ですがここで、一方で大事なことも解説させていただきたいと思っております。

   

1.お引合をとってきたのが弊社/小職であるということ

 ・協力会社(以降BP)の方々に対しては、ご自身の力量あって案件が成功することはまったくその通りです。

 ・ですが、案件を紹介した弊社や小職へのリスペクトが「ゼロ」の方がたまにおられます。

 ・そういう方をアサインしてしまったお取引は、少なくとも中長期的な継続関係にはならないことも事実。

 ・それは、相手(弊社のクライアント)が、営業力=正念場になったときの現場での交渉力/牽引力をみていることが多いからです。どんなに現場で優秀な方であっても、営業力の整ってない人は、必ず「まともな」クライアントからは淘汰されます。それがコンプライアンスの1つなんです。

 ・事例は少ないですが、「乱暴な」BPさんは私達のクライアントにとっても「高いスキルがあるから」で採用することは、あっても短期間です。そうでなければクライアント側に問題児がいるから成立するということです。要は「正しい取引条件・環境」でないと、中長期的にはうまくいかないということです。

   

2.あくまで我々は「客商売」であるということ

 ・少なくとも弊社小職は、クライアント様から獲得した引合に、無謀な条件下でBP様をアサインすることはいたしません。

 ・BP様が「やりたくない」仕事を弊社クライアントに手配することはいたしません。そして、弊社クライアントから、そもそもBP様が「やりたくない」仕事を引合としてひいてくることもしていないつもりです。

 ・それは、私達のビジネスの原点が「弊社BPの(今回なら)やりたいと思っていただけること」と「弊社クライアントがやってほしいと思われていること」をブリッジすることにあるからです(そもそも弊社プロパーと弊社クライアントとの関係においても、まったく同じなのです)

   

3.仮に「懸念」「不安」が現場にあったとしても、まったくない現場もなかなかに少ないという現状

 ・とはいえ、お取引購買を成立させるために関係したステークホルダー以外にもたくさん現場には関係者がいらっしゃいますので、現場に言ってみたら「話が何か違う」ということは、残念ですが一定起きえます。

 ・ここで大事なことは「弊社」「弊社クライアント」「弊社BP」の各取引責任者間で、その事態をタイムリーに共有し、問題なのであればできるだけ早く認知して速攻解決すべきと3社が望んでいるということです。

 ・前述したように、だからこそ、そこで問題共有をするとか、「みんなで解決する」という姿勢を共有したいと思っています。3社の誰かが「俺が決めるから従え」とか「俺が正しい、任せておけ」では、人間商売は成立しないと思うのです。

 ・願わくば、課題や懸念事項を早め早めに関係者で共有して、できるだけスムーズな船出をさせたいものです。

   

4.ご自分が「やりたいこと」より「やってほしいこと」をクライアントが望んでいるという現実

 ・次に、BP様向けに考えてみますと、ご自分が「やりたいこと」より「やってほしいこと」をクライアントが望んでいることがたまに軽視されてしまいます。

 ・なので、ご自分が「やりたいこと」を重視・優先するのであれば、どんなに優秀な方でもお取引はその時点で金輪際、お断りをします(乱暴な作文でしたらすみません!)。これは客商売の大原則だからです。

 ・一方で、クライアントであっても、「やってほしいこと」を、BPメンバー含め弊社が「やりたいこと」に強く優先して押し付けるお引合であれば、基本お断りしています。これも客商売の大原則だからです。

 ・総括すると、我々は「やってほしいこと」をクライアントが望んでいるという現実を受け入れてビジネスをしなければなりません。そこを弊社(プロパーか協力会社かを含め)とマッチングするのがDeal Makerの務めです。

   

5.以上をふまえご自身はどういうキャリアパスをご希望か拝聴した上でお取引を成立させています

 ・BPの方々は、弊社のクライアントとの取引機会にアサインされるということは、そこで培われる「キャリアパス」を受け入れることができるかが基本、鍵となります。

 ・「キャリアパス」は誰であっても、とっても大事です。だから尊重します。やりたくない仕事はしなくていいし、それだったら、お引合を断っていただければ問題ないです。

 ・だからこそ、「応募しよう」「是非当案件に来てください」になったときに、「やっぱり辞退します」では困るのです。BPの方々には、「応募」の時点でそれなりの覚悟が必要で、一定の「許容範囲」で案件内容を吟味した上で、少なくとも(例えば)クライアント面接の時には「頑張ります」と言って下さったにもかかわらず、後日「やっぱり他社案件を優先します」では、、、

   

 

ご協力いただける方々と、お取引機会をいただけるクライアントあっての当業界です。

ですから、一方で、弊社小職なりに考える商取引のルールやマナーを尊重して、コンサルティングサービスを提供したいな、って考えています。

  

たまに、「我を貫く」方もいらっしゃいます。クライアント側も協力会社様側も。

ご主張は結構です。ですが、案件機会をプロデュースする側として申し上げたいのは、

  

「惜しいなあ・・・」と思ったら、その機会は、やっぱりだめなんですよね。

  

以前、過去エントリに書いた記憶もありますが、、、

「妥結」はあっても「妥協」は誰かを不幸にするだけです。。。

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