どうやってパフォーマンスをあげるか
私が仕事現場におりるとき、端的に言えば、その目的は「パフォーマンスをあげる」ことです。
それを達成させるために、いつも3つの懸案=目標を持っています。
自分自身がハイ・パフォーマーであること
自社の従業員、パートナーのパフォーマンスが良いこと
自チームの仲間関係者のパフォーマンスが良いこと
自分ひとりでなんでも解決できるなんて、そもそもそんなこと思っちゃあいません。いろんな人の助けがあり、偶然うまくいくみたいな運やツキがあり、そう、いろんな物事に支えられて、結果パフォーマンスが向上していくのです。
ただ、そのためにもう1つ大事なことがあって、
高いモチベーションを維持させること
もキー・ポイントです。
士気が低いと品質が下がる。心が折れてしまうと、納期も順守されなくなります。
基本的には、まず自分がハイ・パフォーマーである態勢を急ぎ確立します。
完璧じゃないだろうけど、「自分の背中を見て」もらう関係構築。
そして、自社他者問わず、関係する人たちの特徴や長所短所、性格等をプロファイリング、相性やタブーに気を付けながら、各自のスキルや経験を出し惜しみなく引き出し切ることが重要です。
このステージに到達すれば、みんなモチベーションはしっかり高い位置にキープされます。そして次に私がやる手法は大抵、
みんなに品質管理・品質保証へ執着してもらうかたわら、私が進捗管理すなわち期日遵守を徹底していきます。特に大事なことは着手期限の順守。スタートが出遅れたら大体完了も遅れます。ちゃんと予定通り、計画通りに始めてもらう。そのあとは経過を管理(支援)します。私の持論は「進捗管理と品質管理の担当は別人であるべき」なので。
自分で自分がハイ・パフォーマーであるかどうか評価しようも本当はないんだけど(笑)・・・でも自信持てる態勢が一番大事です。高い士気なくして向上心の持続もない。向上心なくしてプロジェクト・ゴールの達成も個人のキャリア・パスもありえません。
パフォーマンスをどうやってあげるか。それは高い士気を維持できる「みんなの味方」、良き先輩・上司が現場を先導する姿勢が一番の鍵です。