製品・商品の質が落ちた分は人的サービスの丁寧さや熱意でカバーしよう。
最近、震災の影響が発端だとは思いますが、時刻に正確なはずだった電車が遅れたりエスカレータが止まってたりするのが頻繁になったおかけで、なんか遅刻に肝要になった気がします(!)。自分もそれが理由で今日1つ遅刻しました。恥ずかしい・・・遅刻嫌いが信条だったのに。もう信条なんて口にできないよ(泣)。
それともう1つ。製品や商品の質も、部品在庫が足りないとか間に合わないで代替資材に切り替えたりとかで、なんか以前より下がった気がします。まあ全体感で思うのですが・・・
そして何より、さらには照明を暗くするのになれて、なんとなく気分が全快でなくなり、でも悪いわけでもないけど・・・みたいな、サービスの質も全体感としては少々中途半端な感じに作用し落ちぶれている気がするんですが。
ちょっと質が悪いけど「まあいいや」みたいな変な許容が余計に発生しているように思えています。確かに一定それは許容せざるを得ないと同意する一方で、それでもなんとか工夫をして苦難を乗り越え、元通りもしくは一気に前よりも高品質のサービスを提供できないといけないのでは、という気持ちもあります。それが少しでもいいから一定量、継続的に発生していかないと、品質のアベレージが下がったところが新しい常識になり、いつしか日本の優秀なサービス品質はますます国際競争力を失い、ましてや製品・商品も疑わしいと風聞まで流れているのがいよいよ既成事実化するような気がする。
製造みたいな人的労働には限界あるかもですが、対顧サービスとか、さらに丁寧にとか熱意を持ってとか工夫次第で今まで以上に(むしろ相対的にそう映るはずだから)品質向上を図ることは可能だと思っています。
一応私もサービス業なので、今まで以上に、顧客期待値をちゃんと上回る成果を創出するだけでなく、その創出過程で対顧提供する「サービス」行為についても、むしろ今まで以上に徹底的に高品質を追及させるようにしています。そうしないと、顧客期待値もむしろ普段より上がっていることもしばしば。だってこんなご時世でもお仕事機会をくださるお客様です。むしろ上がった期待値を要求されて当然な気もします。
製品・商品同様、サービスも、たった一人の体たらくで全体が信用失墜するような水物です。みんなが気をつける、みんなで気をつけるよう啓発しあう。そういう姿勢で今後もさらに頑張っていかないと。