「改革」は「改善」よりはるかに骨の折れる大変なこと
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先日あるクライアント先にて。
「○○さんは業務改革をやっている。」
「『改善』じゃなくて『改革』と言い切って、日々推進しておられる。『改革』と胸張って言えるところがいいよね。」
という話をしていました。
改革というのは改善というレベルからはるかに高い、苦労する取組みです。
私たちがコンサルティングの提案をするときには、自然に「改革」という言葉を使っています。非常に骨の折れる仕事だからです。だから外部協力者が必要。そういう理屈です。改善なら自社で可能かも。でも改革は外部協力者の中立的、客観的な視点や、スピーディでスキル・フルな技能が求められる。
私たちの某クライアント先に、そういう「改革」を推進しているスポンサーがおられます。私達も全力挙げてご支援を継続していますが、私達は所詮外部の人間、いろいろ支援や一部代行をするとはいっても、やはり真ん中の「改革の御旗」を掲げるスポンサーが不可欠です。
「改善」を叫ぶ程度なら私達は不要です。極論ですが。
ですが、改革は私達の支援テーマです。何を改革するかはクライアントの目的は様々ですが、「改革」と言うからには相当に苦労や困難が待ち受けている状況。それを手伝うのが我々の使命なのです。
そういう違いに部下が自然と気づき、話題に触れてくれたのが、その日はちょっと嬉しかったなあ。
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