年末年始のご挨拶でその企業や人の素性がよくわかる気がする。
年末ということでいわゆるごあいさつイベントがてんこ盛りですが(笑)、イベントとはいうけれど挨拶の仕方の前に手段がまずいくつかあるわけで。
1. 相手方へご訪問
2. お電話をかける
3. X’masカードを送る
4. 年賀状を送る
5. Eメールで御礼をお伝えする
本当なら全部取引先をまわるべきなのだろうが、時間的にそこまで実現できない。優先順位という言い方も基本的には失礼だ。でもやはり自分というより会社や仲間の立場もふまえると、優先してご訪問すべきリストが出来上がる。そこへ順番に回っていく。
回れなかったところも2~5のアクションは当然とるし、できれば組み合わせをして念を押す。
それでもアクションができなかったところがでてきてしまう。反省の毎年だ。
そして、このアクションを通じて、
あ!このクライアントは何かご不満があるのか来年早々には案件が来そうにないな
うーん・・・この協力会社さんとは来年はなかなか協業案件が成立しそうにないな
あれ?Aさんは仲間だと思っていろいろ配慮してきたつもりだけど、来年は距離おかれてしまいそうだ
みたいな勘が、個人的には、すごい働く気がする。
どっちが良い悪いって決めれる話じゃなくて、単に、この挨拶イベントを通じて、敏感に、
予感がする。
私にとっては、例示した悪い知らせだけでなく、もちろん「おっ♪来年はうまくやれそう」みたいな良い御告げもあるから、経験的には結局総合するとブレーク・イーブン、要は来年のポートフォリオが変化するということなんだろうけど。ただ、その予感を日々重ねていくと、全体感がすごい変わるわけでもないので。もし変わっているとしたら、それはよっぽど自分が怠慢か、あるいはよっぽど自分は運がいい。
技術的になかなかうまく分解できないんだけど、
アポが成立するまでの基本的な反応とか、
応対姿勢の見た目、
言葉遣い、
トークの内容、
等々、いろんな素振りみたいなものから、なんとなく判断しちゃっている。失礼な行為かも知れないけど、でもこちらも一応客商売で人材資本。プロファイリングの重要性が私の理論だ(苦笑)。
ただ、最近、だんだん増えてきた。この予感を総合する機会を減らすクライアントの一言。(泣)
「ウチは年末年始のご挨拶はどなたに対してもご遠慮させていただいております!キリッ」