嫌味や皮肉、そして少々の言いがかりを言われたとしても、それも自分の大事な仕事。
一定量のクレーム処理、予定通りにパフォーマンスの出ない案件の成果創出作業への実務支援、は、私にとって当たり前の職務です。
ただ、
仕事として当然とは割り切ってはいるが、もちろんそれなりにストレスはたまる。
ストレス・フルだけど、仕事だから文句を言うわけもない。ちゃんとやります。
ただ、いろんなことを客観的に考える必要もあります。
常日頃言ってる、こういうときの善し悪しというのは、ほぼ間違いなく、「ゼロ:100」ではありません。
だから、こちらにも、少なくともいくらか非がある。場合によってはかなりの割合になることだってあります。
事象だけをとらえると、一方的に言いがかりを言われている、こちらの努力が報われない、という風にしか見えないときも、よくそもそもの背景や客観的なパフォーマンス、行動様式、等評価してみると、こちらにもかなり反省点が見えることもあるのです。
感情論のところだけフォーカスして、善し悪しを議論すると、正鵠を射抜き損ねることがあります。
「そんな言い方しなくてもいいじゃないか」というところはおいといて、指摘されているところにはごもっともなこともあるでしょう。
だって一応お客様です、相手は。
サービスを買ったのはお客様、売ったのは私たち。
たとえその「私たち」に自分が入ってなくっても、客商売をやっている以上、「入ってない」ことを慮るのはお客様の配慮であって、必然の言動にはならない。例え仕事内容が完全に「レスキュー」モノでもそうです。
客商売、そして人材資本の商売。
問題を抱えた取り組みに苦労するお客様であれば、ストレスだって、フラストレーションだって、当然いっぱいあるわけで、だから私たちに助けも求めるわけで、それを我々はシェアし、緩和して、そして吸収・分解して(変な言い方ですが^^;)、問題を解消していくわけです。
解消するまでは、我々はたとえ嫌味や皮肉、やっかみに八つ当たり、時には言いがかりをつけられたって、常に文句言ってはいけないと思います。
(私の師匠は、「例外は暴力だけだ」と言ってました。)
ただし、
そういうことを発奮材料にして、「見返してやるぞ」と奮起することは良いことではあります。
ただ、敵対しちゃうと献身姿勢を失ってしまうから、もはやクライアント・サービスじゃなくなるんだよなあ。その辺の手綱さばきはかなり難しいです。