目標とは「達成できる数字を立てる」ことである。
相変わらずFEEビジネスとしては長期的保障のない自転車操業に奔走しております(笑)が、営業力、実行力のバランスや傾注方向の異なる各コンサルタント(アカウントマネジャー含む)のビジネスプランと活動成果のレビューも最近煩雑になってきたように感じています。
その中で特に注意しているアドバイスとして、
目的は誰でも経験を基本的に積んできていれば大体うまい具体に立てられるのに対して、
目標をきちんと立てられない、運用できない、という現象が以前より増えてきた気がします。
目標とは「達成できる数字を立てる」ことです。
目的は定性的でいいのですが目標は定量化されている必要があります。
売上や利益を代表例に、すべて数値化される必要があります。
あるいは、具体化、詳細化される必要があります。
達成度合いが明確に計れるために。
数値化する以上、それが達成されないと意味がありません。
「頑張ったけど達成されなかった」では、基本的には「ALL or NOTHING」の後者でしかありません。
頑張ったことは評価されるとしても、ダメはダメなのです。
達成できなかったことは反省して、戦略や計画の変更をしなければなりません。
それがうまく運用できないなら経営(管理)者として失格だと思います。
アカウントマネジャーたるや、それができないと経営(管理)者へのキャリア・パスはないものではと。
自戒も込めて、つくづく、その運用の実態は大変難しく、成功確率は全然高くない。
なので、成功できる計画でないといけないし、そういう数字である必要があります。
もっとも、保守的な数字を出しても成長がないわけで、或る程度はチャレンジングな数字である必要があります。
しかし達成されなければ意味がないということは、その「背伸び」部分についていかに達成するかが戦略であり計画なわけです。
こうやって書くと単純な話なんだけどなあ。
でもホントに難しいですよね・・・