いっぱいあるから、むしろついつい選ぼうとして、結局は何も選ばないこともある。(笑)
客先急ごうと、タクシー乗場に行ったら、次のがワゴン車(エスティマ?)だったので、つい「えー、ワゴン車かぁ。乗りづらいなぁ、電車で行くかぁ。。」と電車に切り替えた結果、危うく遅刻しそうでしたよ。危ない危ない。(笑)
多分、1台しか待ってなかったら素直に乗っていた気がします。
でも、たくさんならんでいて、且つ先頭がワゴン車、次が高級車(たぶんセルシオ)だったりすると、ついつい、どうせならあれ(高級車)に乗りたいなあ。でもこのまま行くとワゴン車に乗らねば・・・むー、迷う・・・苦笑
結果、悩んでいる時間にも追い立てられて、選ぼうとしたくせにどれも選ばなかったのでした。
ただ、これにはちょっと最近のビジネス課題ではっとさせられることも!
要件を満たすサービスや人材を提供する際に、「選択肢を与える」差別化手法があると思っています。
要件を満たす唯一のサービスや人材を提示するよりも、満たす複数の選択肢を提示して、「押し付けっぽいイメージを排除」し「相手にあわせる柔軟性をアピール」することができます。
ただ、確かに、
選択肢を与えることで相手を迷わせ、結果相手がどれも選ばなかった、という痛い目にあったことが、確実にあります。
「選択肢の提示」=「自信のない提案の表れ」とまで短絡的に考えているわけではありません。
ただ、サービスや人材を要求しているその相手が、選択肢を与えられて嬉しいかどうかの見極め、あるいは一発勝負に出るとしてもそれが要求を確実に満たし且つ付加価値まで期待できる(サービスもしくは人材)なのかどうかの見極め、が重要だなあと。
数字に追われるのは宿命なので、結果については常に受け入れる覚悟もある。
でも、
依頼や期待に対するアウトプットに「直球勝負」で返すのか、「選択肢を持たせて最後の微調整を相手に委ねて相互コミットを高める」のか、そこの見極めはまさに自分達の真骨頂、腕のみせどころなわけです。
そういう意味で、最近の負け戦については特に、再度、相対的に調子が悪い結果部分について、分析と教訓纏めが要るなあ、と、きっかけはまったく仕事に関係ない事象ですが(笑)、身につまされた今日の午後なのでした。