紹介する人が大したことないと、紹介された人も第一印象がいくら良くても結局はパッとしないですな(泣)
人材ビジネスに注力すればするほど、人材のギャランティー(身元保証)が重要となってきます。
ギャランティーというのは、私のビジネス範囲では、次のような項目の保証のことを指します。
1. その人が「応募者本人である」と証明できること
2. 履歴書・経歴書への記載が偽りないこと
3. その人の申告スキル・経験レベルが現在にいたってもなお劣っていないこと
4. その人の実際の仕事ぶりを観察した経験があり、特徴や長所・短所を語れること
5. その人の取引価格の適正度合について意見が述べれること
1については、工夫さえしてれば別にどうにかなる話です。
2ですが、時間をかければリファレンス(第3者に真偽をヒアリングする)により調べることができます。
3~5は関連もあり、要はその人が自身のアピール通りに仕事ができるのか、特に初めて自分の仕事世界に投入するときには、これまでの能力証明を求めたいという話です。
どんな人材も、プロパー(正社員や派遣社員)でもコントラクター(契約社員や再委託先)でも、必ず「初めての仕事機会」というものが存在します。たとえ2回目でもその前の1回目しか実態がわからない。3回目でもその前の2回分しかわからない。自分にとって1回目や2回目であっても、それまでのたくさんの過去の仕事ぶりや、昔の課題の克服・成長過程を知ることができるのは重要です。
要は、現在のその人(材)の力量を正確に推し量り、そしてそこに至るまでの過去の経緯までも理解しておいた上で、最も適切な役割や目標設定のもとで仕事に就いてもらうことを目指すとき、紹介者の存在はとても重要なわけです。
しかし、紹介する人が大したことないと、紹介された人も第一印象がいくら良くても結局はパッとしないですね(涙)。
1や2はともかく、3~5の説得材料に欠け、なんか信頼できねーなあ、でも当人の印象は悪くもないけどなあ・・・と、
信じてしまったら終わりです。やっぱり期待は裏切られます。
マネジメント・プロセスはかくも大事なわけですねー。
そして絶対妥協はしちゃいけないってことなんでしょうね・・・