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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

名刺交換だって結構気をつかうんだよね。

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最近は派遣ビジネスのために開発したビジネスマナートレーニングマニュアルを個人的に時折読み返しては自分の襟を正しています

ところでそんな中、自分にささやかなれど徹底したこだわりがある作法に気づきました(ま、そんなおおげさでもないかな。笑)

 

経験則なんですが、意外と名刺交換って他人はじっくりその様子を観察しています。

 

それは、

自分とその人(例えば取引先とかお客さんとか)の名刺交換作法の優越の比較、つまり参考にする目的というよりは、

自分とその人(例えば取引先とかお客さんとか)が名刺交換したときと比べて、今その人と相手がやっている名刺交換のやりかたと、どっちの方が誠意がこめられているだろうか?って意識です。

つまり、

場合によっては嫉妬しているかもしれないのです。

 

非常に細かい話のようですが、名刺はビジネスパーソンの顔に等しく、その名刺を交換するシーンでの礼儀作法、誠意の表現法、また相手の心証、は状況次第では周囲から嫉妬や羨望の対象になるリスクがあるんです。

なので、私は例えば客先において、親しい人の近くで別のコンタクト先へ挨拶&名刺交換をすることは、その親しい人の紹介や依頼がない限りはやりません。必ず別の場設定を選んで、親しい人から(理想的には)みえない位置で名刺交換をします。

私個人は差別なんかしてないつもりでも、先方は先方でいろんなパワーゲームの最中にいることも多いのでしょうから、下手に複数のコンタクト先になりえる人達が集っている場所で名刺交換するのは、とても慎重で繊細な技術が必要な気がします。(まあパーティは別ですけど)

 

「なんだよ、俺とは事務的に名刺交換したくせに、アイツとはあんなに嬉しそうに挨拶すんのかよ」

きわめて誤解、曲解としかいいようがないとは思いつつも、ほんとにそう思われることもあるんです。これは、下手に自分が技術向上してより印象をよくする名刺交換ができるようにこなれていけばいくほど、古くからの付き合いの人の前で他人とやると、「俺のときより心こもってネ?」とか「俺、まだ新しい役職名刺もらってないゾ。古いのしかないんだけど!」みたいなやっかみも可能性としてはあるのですよ。

実際、どう考えても消去法的にそれが発端としか思えない言動の変化に出会ったことも何度かあります。困り者です。大意はないどころかそんな差別意識は自分にないのですから悲しい話です。

 

名刺交換に限らず、ビジネス上で当たり前のようにやる動作のいくつかにおいて、同様の注意が必要だと思っています。

思いつきでですが、

提案プレゼンにおけるクライアント・リスナー間の人間関係の考慮、

宴席におけるコミュニケーション量のバランス・コントロール

などもそうです。決して均等を目指すという話でもないが、かといって量的なバランスとか順序、タイミングをきちんと考えないと、人間は意外に嫉妬深い生き物でして、思わぬところでそれが根深く影響したりしますからね・・・

 

こんな程度のことで仲違いすること自体ばかばかしいわけで、となれば当方側が注意してそのリスクを回避するように努めるのが正しい作法という気がします。

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