カード再発行が無料っていっても手間かかることには違いないですからね・・・
アリコジャパンが、顧客のクレジットカード情報が流出した問題で、流出した可能性がある約13万人分について、関係するカード会社全社が無料で再発行に応じると発表しました。
カードの再発行手数料は、カード会社21社やアリコが負担するそうです。
情報流出責任がないのに、なんでカード会社が負担しないといけないのか個人的には疑問も感じているのですが・・・
・・・いずれにしても、不正利用は実際起きてしまっていますから、困ったことになりました。
通常1千円程度かかる手数料を無料化するわけですからカード会社の負担も、事務作業の追加発生とあわせて結構なダメージになります。
もちろん今後のアリコ再建プロセスにも財務的およびブランドダメージが余計に発生したことになりますね。
そして一番困るのはもちろん被害者である消費者であり、わざわざ再発行しなければならないその事務的作業の手間は、実は甚大某大じゃないかと感じています。
実際になくしたりすると体感するわけですが・・・
大変なんですよ、再発行手続って。発行手数料無料だけじゃユーザの怒りは収まらないのでは?という気がします。
カード会社名はひとまず伏せますが、数年前、よく使っていたカードで知らない間に不正利用された疑いがあるということで、勝手に再発行して新しいカードが送られてきたことがあります。ちなみに2回も!(まあ、これは私が職業柄たくさんカード持ってるからかもしれません・・・)
それは、勝手に自宅で郵送で来まして、受了と同時に旧カードは利用不可能になり、新しいカードにサインして所定の用紙に確認記述をして返送すれば手続きは完了、というものです。
記憶の範囲ですが、但し書きに、「不正利用された疑いがあるということで必ずしも利用されたかは調査中ですがいずれにしても今後の追加不正の防止とこれまでの不正利用があれば当社が責任もってお客様に損害等のご迷惑が生じないように対処します」とか書いてあった。
今思えばなかなかに丁寧な対応だったんですかね。
今回いやらしいのは不祥事は保険会社がやらかしたってことで、それの被害が表面化するのがカード業界っていうところにありそうですね。
クロスセリングとかマルチチャネルとかのビジネスリスクの一例を痛感した気がしました。
それにしても・・・自分も確か入っていたような・・・早く自己調査して問題ないか確認しなきゃ(汗)。