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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

匠を究める意識が希薄なんだよな・・・

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・・・なんで宮里藍を称える石川遼の記事がスポーツ紙の一面を飾るのかまったく理解に苦しみますが(苦笑)、そんなメディアの不思議はおいといて、彼女の努力結果には結構感動させられました。いや・・・襟を正されてばかりの私ですが(爆)、今回もほんと、正されました。

「決して遠回りではなかった」

 

というコメントは、個人的には感動的でしたねえ。

 

 

個人の趣味と違い、っていうか、個人の趣味ですら「究め方が足りないなあ」と素直に思わされた気がする。

 

「遠回り」という言葉って、先輩風吹かせて申し訳ないけど・・・今の若い世代の人には基本的になじまない気がします。そういう意味で彼女がコメントしたことに新鮮味があります。

 

何度か「基本を究めずに応用を追うな」という類のエントリをしました。

自分くらいのビジネス世界ですら、そして趣味といいながら7年目突入の没頭世界ですら、

 

応用力が天井に来たことを痛感した瞬間、それまでの技術構成要素をすべて細かく砕き再分解し、基本をイチから磨き直した上で、新しい一歩先、1つ上のレベルへ、自分の技術を再構築する

 

ことを心がけています。どこまでレベルアップできるかわからないけど、心がけだけは()

もちろん趣味よりビジネス最優先だけれど、趣味もどうせやるならとことん凝ってやらないと。だから同じプロセスをとることにしています。

 

どちらも、そういう心がけによって、時折、こういうことはショートタームでは「遠回り」なんじゃないかと、確かにとっても心配になるんだけど・・・

・・・でも、経験として通り過ぎてから振りかえると、

 

そういうこと気になってるうちは、大きな進化は期待できないと思うんですよね。

 

だから、自分を大きく変えることに集中するというか、「徹底的に究めてやる」ってあきらめないで自分を信じて突き進むというか。

もちろん、周囲の反応やら、助言やら意見交換やら、そういうことを遮断しましょうという話ではありません。

 

 

週末に人間国宝(工芸)の特集TVをみましたが、その玄人ぶり、達人ぶり、いやいや、匠の域の存在感には、素人でもその芸術的センスの絶対的競争優位性の圧倒力の物凄さに・・・

なんか、とかく相対的になんとか自分を差別的にレベルアップしようという域に留まる、自身の器の小ささが恥ずかしかった・・・

いやいや、やっぱり、職業ならば、人生を賭して打ち込む物事ならば、

 

相対的にどうのなんて意識もせずに己の技術と精神力を鍛錬、研鑽することに邁進することこそ、一番の近道。

 

 

まだまだ修行が足りませぬ(苦笑)。

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