パンデミックはインフルエンザだけではない!後向き症候群(Postpone, Shrink, and Withdraw Syndrome)にも慎重に注意・警戒が必要だ。
今日は記念すべき(?)新「みずほ証券」誕生の日でもありました。どんどん再編が進んでいきます。一方で、ハートフォードが新規販売を当面休止したり、バンカメはじめ米大手企業の資本不足が多数報じられたり、日産やオリックスの政投銀への融資打診やら、オフィスデポが店舗削減を発表したりと、まあ東証は高値がつきそうで何よりですが、暗いNEWSの方が相変わらず多い・・・
私の理解では基本的に金融システムはハイリスク投資というものはそれなりに余力がある企業が手を出すべきで、たまたま良いリターンが中期的に得られていたのだとしても、その原因をきちんと分析して、「ラッキー」と「勝因」の冷静な見極めをしていかないと、「アンラッキー」に出会ったときにその中に混じる「敗因」を見抜くことができず、二度とリカバリできなくなるものです。
以前も「博打はプロがやるもんだ」と書いたことがあります。なんかプロでも投資のタイミングやポートフォリオを間違って、しかも企業が破たんするくらいにダメージ負わせることができちゃうなんて、すごい怖いことだなあと思って書いたんですが、それにしてもそのマイナス・スパイラルが止まんない感じです。やーな感じ。
時々営業中の与太話で言うことが増えてきたんですが、
「パンデミックはインフルエンザだけではない!後向き症候群にも気をつけろ」と。
英語で外人と雑談するときは、カッコつけてるだけなんですが(スミマセン)
PSWS =“Postpone, Shrink, and Withdraw Syndrome”
にも慎重に注意・警戒が必要だ、なんて言ってます。
私もまだまだ勉強不足な自戒で鍛練の毎日ですが、昔の経験でいうと、P(Postpone)、S(Shrink)、 W(Withdraw)、というのは、そもそも別個の戦法であって、ひとつなぎにPSWを打ち出していかざるを得ない企業というのは単なる負け組じゃないかと本気で思っていました。
でも、最近は一流といわれる著名な大企業でもこの戦略オプションをとらざるを得ないときが増えています。なかなかにビジネスの成功は難しい時代に突入したということなんでしょう。
コンサルタントの世界も、勝ち負けは言いすぎな気もするけど、売れる人と売れない人の境界線がはっきりしてきています。また「旬」の存在も鮮明になってきており、私も正直自分自身が明日はまだしも来年どころか来月はちゃんと売れるだろうか、(無事成果を出して)回収できるだろうか、と不安でしょうがない。まあおびえていても何も得るものないから普段通りに、できるだけ普段以上に精力出して全力を尽くしている毎日ですが・・・それにしても、確かに今は会話の中にPSWがそれぞれ煩雑に混じり合っていて、しかも下手するとつながりあっているんで、P→S→Wみたいな結論にしか向かない戦略の海図を気がついたら書いていたりしますから、恐ろしいことです。
ビジネス不況のパンデミックなんてまっぴらごめんです。
だから絶対に後を振りむかず、・・・あ、もとい(笑)、正確には、少し後ろだけは定期的に一瞬だけ1回だけふりかえり、その教訓をよーく活かして、次の成功に向けて前へ前へと、自分の「身の丈」と「運」と「仲間」を信じて、邁進していくしか、この現状を打破する手段がないと、本気で信じています。
息子を二―トなんかにさせてたまるものか(笑)・・・あ、二―トにならせても苦にならないくらい先に自分が成功してやるぞ(爆)、という意気込みで、今後も頑張っていきたいと思います。
仲間のみんな、一緒に頑張りましょう。
そして、
お客様やお取引様の皆さん、一緒に頑張ってまいりましょう!