「派遣」っていちいちつけなきゃいけないんでしょうか?
最近、結構気になっているのですが、残忍なNEWSの報道自体を批判するつもりはありませんが、職業を「派遣」社員といちいち「派遣」社員とつけることにどういう意味があるのか、気になっています。
例えば、東京都江東区の行方不明事件で、住居侵入容疑で逮捕された件、
「逮捕の派遣社員、遺体~」みたいな書かれっぷりです。
確かに厳密には、正社員、契約社員、派遣社員、出向社員、等々、いろいろ区分けはあります。
ですが、NEWSにいちいち「派遣」社員とつけるのは、・・・派遣事業責任者の私としては、
考えすぎ、神経質すぎかも知れませんが、
「派遣」社員のイメージが悪くなるので、いちいち冠つけるの、やめていただきたいです
お願いします、マスメディアの皆さん。
ただでさえ、派遣社員は単純労働とか低賃金とか、雇用保証が短いとか、水面下でいろんな言われようです。それが事実かどうかじゃなくて、そもそもただでさえ良いイメージを持たない人が多いように思います。
実際事業を始めていろいろなケース、みてきました。
明らかに不遇や不幸な人もいます。
一方で明らかに能力が拙い人もいます。でもそれは訓練機会がなかったからかも知れませんし。
責任者講習会で、以前もエントリしましたけど、「ただでさえ派遣社員は就業機会に恵まれず、収入も高くない。責任者たる業者の皆さんが強い意志で支えなければいけないんです!」と講師が強調していたように、そのような方々の就業環境を少しでも良くするために労働者派遣法があり、改正を重ね、最近かなり厳しい規制もされています。
そんな中、派遣社員だって派遣期間中は企業に雇用された社員であることは一緒なのに、わざわざ「派遣社員」と言われて「会社員」と区別されるのは、国語的には正しいかも知れませんが、イメージをマイナスへ持っていく悪影響が心配です。
批判的に言ってるのではなく、お願いとしてエントリしました。
区別をいちいち明示しないで欲しいなあ・・・