もはやF1も以前のブームは再燃しなさそうですね。
シーズン途中で撤退って・・・誰が悪いか別にして、計画の不備・不十分なくして、頓挫がこんな形で現れることは少ないでしょう(この場合の計画はOperation Planですね)からとても残念です。
各NEWSソースから2ちゃんねるまで、いろんなコメントが載せられていますが、
とにかく、・・・残念ですね。その一言。
カーレースの世界にあっても、さらにF1となると、相当に財務面で余裕の余裕でないと、運営できないんでしょう。
今回、HONDAとブリジストンという本邦企業のタッグがウリになっていて、且つドライバーの佐藤が初ポイントをとったりと、かなりJAPANパワーが当初炸裂!・・・したかにみえたんですけどね。
潤沢な資金ももちろん大事ですが、不肖業界用語で言わせてもらえれば、コンティンジェンシープランをもっと入念に考えておきたかったですよね。
撤退のコンチじゃなくて、リカバリーのためのバックアッププランが必要だったんでしょうね。
個人的な見解に留めさせていただければとは思いますが、某社との提携話も、所詮「買収されることで存続」する話でしたからね。ビジネスプランが「細すぎました」ね。
一般のビジネス企業であれば、こういう流れの場合、経営陣は全員退陣の覚悟で臨む話ですから。
もっと複数の案をいろいろ吟味する時間と金銭的余裕が最初から仕組まれてないと、厳しいですよね。
コンチプラン等リスク管理用のコストは一般企業では5~10%前後が必要とか言われています(まあ海外はまだしも国内では5%でも積まれてない企業も多い気はします)が、こういうスポーツビジネスの世界はどうなんでしょうね。
とにかく・・・残念です。
ちょっと無理があるとは思いますが、一般ビジネスの世界でも、いわゆるデリバリーに長けた人が十分いたところで、セールスとマーケティングに長けた人がいなければ、ビジネスは成功しません。
F1の場合、チームオーナー、パイロット、双方にセールスとマーケティングのスキルが求められるのかも知れません。なかなか勉強させられたNEWSでした・・・