強靭な体力は知力を助ける ~ 「優秀なやつ」と相対評価される秘訣?(非定期・思いつき連載その2)
コンサルタントは体力資本、健康がとても大事な資質だったりします。
・・・あ、もとい(笑)、・・・資質というより素養というべきでした。
以前もエントリに書いた気もしますが、病弱ではコンサルタントは務まりません。健康で頑丈でないと・・・
とかいいながら今朝の自分はちょっとおなかが痛いです・・・でも、今日休むと3つの商談は一気に流れ、次のスケジュールの隙間は良くて来週の金曜日です。体調を理由にリスケなんかすると、あっという間に大きなビハインド(遅れ)になってしまいます。病弱なんていってられないのです。
普段の理論とはいささか離れてしまいますが・・・顧客からすれば、普通の人の2倍働く人が、単純に2倍のパフォーマンスにみえてしまっても仕方ありません。
ですから、自分の力(効率)が内心「今一歩」だと自戒している人ほど、ついつい「時間(量)でカバー」したがる傾向が強いのではないでしょうか。
「クライアントとの約束を果たす」という観点では、それは正しい。
ただ、本質論は・・・少し軌道修正も加えましょうね。
そもそも、コンサルタントは体力が資本であり、ちょっと「体調が悪い」と遅刻・欠勤したりパフォーマンス劣化を起こすような人は、そもそもコンサルタントたる素養がかけています。
『強靭な体力が備わっていて当たり前』と思い、心がけましょう。
ただし、「体力で品質をカバー」というのは、本質的には間違いです。
求められた品質に実際(の実力)が追いついていないため、創出時間でカバーというのは、クライアントからみたらアサインメントミス(期待値未満の人材調達)でしかなく、それを人間の「情」という考え方が、好意的にフォローしてくれているに過ぎません。
つまり、『お情け』をかけてもらっているだけなんです。
だから、姿勢として追及すべきは『質』のみ!
問われている専門性に対する技術力、経験を効果的に活かすスピード、周囲からの情報収集・整理・応用能力、そして基本ビジネススキル。単純に、それを常に向上させようと追い求めていく精神。
そうすると、「俺って実はまだまだだ。もっと精進してもっと向上させねば!」と、自然に『予定以上に時間を拠出して』しまうだけのこと。
なので、そもそも体力がなければ、(想定以上に張り切ってしまうのだから)気合いは空回りし、パフォーマンスも想定したとおりに出せないことになり、結局疲れてしまいます。
というわけで、日頃から体力や精神力を徹底的に鍛えておく必要があるのです。
体力は大事です。
体力が不足していれば、
「考え抜く」作業で脳が疲れ、だるくなったり、ストレスでいらいらしたりします。
集中力が散漫になり、タイプミスが凄く多くなったり、やっぱりいらいらします。
せっかくもともとから持っている創造力も、こんなメンタル下では発揮しようもありません。
さらには集中力を著しく欠いたせいでけがをしたり、大きな失態をするかも知れません。
というわけで、体力は結局「知力を思う存分発揮するために」、とても重要、不可欠なのです
筋トレしろって話じゃないんですけどね・・・(笑)とにかく、健康第一、日頃から頑丈な体を留意して作り、タフな仕事でも元気にこなしていきましょう!