机上に「勉強」本がずらっと並んでいるコンサルタントの仕事風景
結構観るのですが、コンサルタントが仕事する机上に、多数の「勉強」本が並んでいたりします。
管理会計、専門領域別事業戦略(SCMとかCRMとか)、SOX等法規制解説、等々・・・
姿勢や良し、ではあるのですが・・・ただ、
クライアント先でそういう机上にしちゃってる姿をみると、なんとなく・・・違和感も。
持論ですが、関連するパブリックソースは、仕事始めの時点で既に「総なめ」されている必要があると思っています。
だから、(理想論といわれればそれまでですが^^;)机上にある本を就業中に開くことは有り得ない。
既に「読破した」本、という証のはずなので・・・
ところが、若手の人で、こういう「勉強」本を就業中に真剣に参照しながら成果物を作っている姿に遭遇すると、「今読むなよ~」と個人的にはつい思ってしまいます。
不肖お得意の「神経質」症なだけかも知れないのですが・・・
個人の体験談としては、若い頃、会計や簿記、OAスキル補完、プレゼン資料や企画書の書き方のような勉強本をずらっと机上に並べて仕事をしていたとき、
「すごいね~コンサルタントって、ちゃんと世間の良書は『全部』:キャッチアップした上で、仕事にとりかかる習慣が身についてるんですね!」
と、近くの席のお客さんに言われてしまったことがあり、以来、その言葉が気になって、これらの本を就業中に読むことができず、昼食休憩とか周囲の目に注意してこっそりしか参照できなくなった思い出があります。
クライアント先じゃない所だと別に問題とは思いませんが、クライアント先においては、本を並べること自体はいいにしても、それを参照しながら仕事する風景は演出しない方がいいかな~と私は思った次第です。
もっとも、今はインターネットが普及しているせいで、WEBからかなり適宜キャッチアップすることが可能ですけどね・・・昔は「実はよくわかっていない」ことを書籍からこっそり勉強することしか自助努力の手段がなかったわけでして・・・^^;