公衆電話の行方・・・
「米AT&T、2008年内に公衆電話ビジネスから撤退へ」というNEWSを目にしました。
毎週末、息子を連れて近所を1時間くらい散歩にいきます。
公衆電話や郵便ポストをみるとうれしそうです。電話で話す真似事をすぐしたがります。
そういえば、遊んでいても(あんまりいいことじゃないでしょうが)、誰も後ろに並びません。USよろしく、携帯電話が普及したので、コインやカードを持って公衆電話をかける必要性は激減したんでしょう。
自分が社会人になって確か4年目に、携帯電話の売り切りサービスが始まりました。当時は充電器その他で15万円くらい。月額通話料が3万円くらいかかりました。給料が手取り30万円強でしたので、すごい出費だった。でも、なんか新しいモノ好き!もっているとカッコいいかも・・・なんて思って、エイって買っちゃいました。
そして、ずっと、今のところDoCoMoユーザです。通話通信料は月額8000円を切りました。
携帯電話を買いたての頃は通話料が高いので、急用とか短時間通話に限定して使っていました。長電話はとんでもないことになるので、公衆電話ボックスに入り、携帯電話のアドレス帳をみながら、公衆電話から電話していました(笑)。
確かに緊急連絡用の機器という意味合いしか、現代の公衆電話用途はないのかも知れないですね。
でも、個人的にはなくなってほしくもない。電車の事故とか最近NEWSが相次ぎ、災害時の連絡網をふと心配してしまいます。
携帯電話で試したことはないですが、固定電話にはコレクトコール機能があります(えと・・・公衆電話で使えたっけ?^^;)。災害時ならずとも個人の事情とか家庭事情の急務とかにおいて、コレクトコールを使ったことは少しですが経験があります。
高速道路に緊急連絡用電話があるように、街中にところどころ公衆電話があるのは、個人的には無人交番に近い程度の治安上の安心感があります。私は自宅の隣が警察署ですが、暗い夜道を歩いて帰宅する際に、時折電話ボックスの灯りがあるのは、少し安心感をもたらすのはないでしょうか。
それにしてもビジネス上儲からないのであればAT&Tのように仕方ない決断もあるのでしょうが(あの広い米国全土で数万台しかないのはビックリ)、緊急連絡用に限定してしまうのであれば、警察&消防が連携して、限定用途で継続運営してほしいものです。
コンビニの情報端末くらいに情報発信機能が付属したらもっと存在意義が増すんでしょうけどね。ちょっぴり感傷的に感じたNEWSでした。