ゲキレンジャーがいつのまにか5レンジャーになってる!?
いつの間にかゲキレンジャーが(先々週くらいから)5人になっちゃってるヨ!
それにしても・・・息子が観る!っていうから一緒に毎週みてるわけですが、
・・・なかなかどうして、面白いなぁ。オトナが観ても・・・
電王はさらにそうなんですが、昔、自分が幼少時代に見てたヒーローものとは、明らかに複雑さというか、ストーリーの練られ方が違う気がします。
正義も悪も、時々、個々のポリシーの相違から、仲間割れをするときがあります。
悪なのに、誰よりも「正々堂々と」勝負にこだわるやつがいます。
正義なのに、変身前の普段はどうしようもないくらい怠惰で利己的なやつがいます。
悪なのに、正義よりはるかにカッコいいキャラがいたりもします。
なので、昔は子供達が「ヒーローごっこ」をするときは、大抵において「主役争い」「正義側に就きたい」という志向があったのですが、最近の息子や周囲の子供達をみていると、そうでもないんです。
好きなキャラが自然に「正義」と「悪」に好みがわかれ、しかも、それぞれのサイドにおいても、(特に「悪」側は傾向が顕著ですが)それぞれのサイドの「主役」と「盛り立て役」のどれがいいかの好みすらも自然に分かれ・・・実に自然に配役が分かれていくんです。不思議なくらい・・・
少なくとも私には相対的に自分の昔に比べてそう感じます。
ちなみに私の妻も、「リオ様」が一番お気に入りだそうで・・・おーい、彼、「悪方」なんですけど!?
飛躍だということは重々承知ですけど、こういう(自分の幼少時代よりは)凝ったストーリーのものを幼少時代にみて育てば、単純明快な信賞必罰・完全懲悪なストーリーじゃなくて、もっと複雑な個人の主義・主張を大事にして、自分の人生を設計していくのは当然のことなんだろうなあ、と、妙に主題歌やエンディングの曲も、なかなかどうして、感動的な歌じゃないか・・・と、どんどん自分自身が幼少になっていく気がしていくのでした・・・
個人にも、1企業にも、それなりの個々の事情があり、主義・主張がある。
正しい理論で、その方向性に納得して就業・従事していけば、例えその対極にまったく異なる主張をもった人・企業がいても、それはそれでしょうがない。
所詮・信条が異なる者どうし、お互いの主張を正々堂々と戦わせていけばいいじゃないか。それぞれに自分の正義があるのだから・・・
それにしても、自分の幼少時代と比べるしかないのでしょうがないと割り切るしかないけれど・・・最近のヒーローものは、「創り」が深い・・・