オーラのない社長
先日、生協から「ミートホープ使用」の件でお詫びと返金の案内状が自宅に届きました。最近はTOP NEWSほどの扱いでもなくなりつつありますが、あらためて、社長、経営者、という人の器について、ふと思うことがありました。
従業員の方々には申し訳ないですけど、あの社長には、全く「オーラがない」ですよね。
かく言う自分も、オーラがないので、まだまだ社長をやるにはふさわしくないと思います(ゴメンナサイ)。
それでも、オーラのある社長のもとで働きたい。
オーラのある社長の企業に、コンサルタントとしてサービスを提供し、少しでも改善の助けをしたい。
そういう意識から、いくらかは「オーラ」の有る無しを、判断できる眼力はあると思っています。
オーラがない人は、
「眼」が輝いていません。有る人はキラキラしています。
「言葉選び」が下手です。誤解を招く、あるいは配慮のないことをついつい口にする。
身なりがしゃんとしていません。ヨレヨレしている。
(高価なものを、という話ではありません)
知人に聞いたのですが、「オーラ」とは、先天的に備え持っているものではなく、造り、磨くことのできる、訓練可能なものだそうです。
だから、世の中にそれを訓練させてくれるプログラムもあると言います。
マスコミ、つまりメディアとのコミュニケーション術が一例です。
「訓練」していないと、記者の誘導に負け、心証を悪くするような表現で、必要以上に悪い評価をされたり、公表してはいけない事実を暴露したり、予定以上に話すハメになり気分を害して感情的な発言をしてしまったりします(情報隠蔽を促進するつもりはございません)。
かの有名な「私は、寝てないんだ!」が(悪しき)いい例ですね。
例え中小企業で、一代で事業を興し、家族経営で進めるのだとしても、「訓練」は、ちゃんと受けて欲しいと思います。