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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

自分の多忙ぶりに「陶酔」!?

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今自分だけで5件の案件を抱え、部下2名に任せている営業案件が6件、既に目の前に押せば獲れそうな引合いがさらに2件・・・というわけで忙しいのが当たり前の状況です。

5件抱えるということは1曜日に1件回って、それでパンパンということです。

中にはもっと細切れに仕事を抱えるタイプの方もいらっしゃるでしょう。

タイムマネジメントが重要になってきます。

しかしタイムマネジメント以前に、この状況に「陶酔」しそうになり、非常によろしくないことだと感じています。

経験談半分で申し上げますと、「忙しい」とそれだけで満足を感じ、大切な「判断」をおろそかにすることがあります。

  • 仕事を処理する優先順位。
  • 仕事毎に見込む作業時間。
  • そもそも「人にさせるべき」仕事まで自分で勢いやろうとしてしまう。

などなど・・・

注意したいものです。

特に仕事の「数」も要注意です。

(私の場合は「案件」ということになるので、案件を単位で以降例示をしたいと思います)

案件が多いと、ついついそれ自体が自慢に感じ、「多すぎるのでは?」という疑問が消し飛んでしまいがちです。

最近、ようやく少しは経験も積めてきたようで、自分なりにわかってきた(つもりでいる)のですが、

「案件が多い=案件サイズが小さい=能力(営業力)が足りない」

という問いを自分なりに考察する必要がありそうです(注)。

案件が多ければオーバーヘッドも大きくなり、例えば移動時間もばかになりません。

案件を作ってくれるお客様には予算というものもあるわけですが、いい仕事をする人にはできるだけたくさんの(大きな)仕事を任せようというバイアスが働くのが通常です。

であれば、見た目CSがどんなに高かろうが、案件が小さいまま推移しているのは、自分の営業努力が足りないというものです。

案件が多いところで満足し、本来ならそれぞれの案件の継続+拡大に日々TRYしながら、重要案件を見極め少しずつ絞り込み、厳選された案件でさらに高いCS獲得を目指す・・・

部下のことも思えば、高いCS=高い達成感が与えられる案件にシフトし、高いモチベーションを維持できる環境を提供することを、常に目指すことが本来の務め。

そんな自戒をしながら、案件を数えていたらこんなエントリを書いている自分がいます。

明日はその1引合について結果が出る日。しかも「入札」形式です。

神様・・・・<(_ _)>!!

(注)小さい案件=悪というつもりではありません。しかし十分に練った戦略に基づき小さな案件を積み重ねるという話でもないのであれば、ふりかえる余地は十分にあるのでは?ということです。


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ナレッジマネジメントコンサルタント

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