リテンションというテーマを憂う
2000名の会社の20名と80名の1名の離職、両方体験して痛感しますが、インパクトが全然違います・・・大事ですよねー、このケア。
どんなに優秀な二人でも、相性が悪ければ、どちらかが会社を去ってしまいます。
相性が良くても、当人のキャリアプラン上、より良いオファリングがあれば、「卒業」してしまいます。こんな話なら感情的に拒絶したくない。祝福して見送り、その後を見守ってあげたい(どこまでできるかはおいといて、気分的な話です)。
一方で「ボタンの掛け違え」により感情的・悲観的に離職する人もたまに出てしまう。
どんな企業においても、人事に役職や責任持つ人にはホントに悩ましいテーマだと思います。
テーマがSensitive過ぎて、詳細が書きづらいんですが(だったら書くなよ!ってツッコミ、すみません、その通りですが今日はちょっと愚痴らせてください)、でも約20年間この業界で仕事してきて、結局、リテンション(≒離職防止)というのは、常日頃の取り組みで集大成されるもののようでして。
「実は・・・辞めたいんです」
「なにー、・・・!絶対許さん。」
そんな瞬間の直球コミュニケーションで解決できるシロモノじゃないですね、エエ。
普段のコミュニケーションが大事なテーマです、ハイ。
規模と企業固有で異なる部分もありますが、基本的に不肖業界は軍隊主義をいくらか踏襲しています。
ですから、気をつけないと、いつまでも「上司」「部下」、「先輩」「後輩」じゃないんです。
そのコにとっても、さらにその下や周辺に対して「上司」「部下」、「先輩」「後輩」のワールドが存在します。
そこに気づけないと、シニアとして失格だと思うんですね。
最近、社内外含めて、不肖業界から「卒業」する、しようとしている人の相談を受けるたびに、いわゆるBLUEになります。
「回転」速い業界とは言え、もうちょっとは伝えたいメッセージ(ノウハウ)があったのに・・・
あー、だめだ。今日はもう飲みに行こう。皆様わがままなエントリですみません。お先に失礼します・・・
拝