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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

12月7日 運命~身も蓋もない真実(#563)

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成功談を取材しに来た記者が「どういう苦心をしてこうなったのか」と聞いたところ、松下幸之助さんは「別にこれということは言えない。しいていうならば、こうなるようになっておったんだろう」と答えたのだそうです。

人以上に勉強したわけでもない、人より体が丈夫でもない、もっと賢い人はいっぱいいる。だとしたらそうなる運命だったんだろう、とこうおっしゃるわけです。

まったく身も蓋もありませんが、成功するかどうかは運命あるいは運だと言うわけですね。

そして、私もこれが真実だと思います。

ですから、誰でも成功する方法を教えると言う人がいたら、それはその時点でウソだと思っていい。

巧妙に言質を取られないように、それに類することを言う輩もいます。気をつけましょう。

私は若い頃先物取引でやられました。

明らかな誘導尋問です。チャートを見せながら、では買い方・売り方どちらに回ればいいと思いますか?と質問し、こちらに答えさせる。

確かに絶対儲かるとは言っていません。でも、こちらはそう信じてしまう。そういう巧妙なやり方です。

だまされた自分が悪いと、追証をガンとして入れず、30万円で損切りしました。今でも賢明な判断だと思いますが、20代の30万円は痛かった・・・。

それに類するようなセミナーをやっている連中はたくさんいます。まずは、こういう連中を相手にしないこと。ぼったくられまっせ。30万円なんかじゃきかない。

しかし、運命だ運だと片付けられてしまったら、どうやって生きていけばいいのでしょう、という疑問があるかもしれません。

美しく生きることではないでしょうか?

自己満足でもいい。自分が美しいと思う生き方をすればいい。私には、成功などよりも、そのほうが尊いと思うのですが。

今日の一言)成功よりも美しいか。

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1回の募集人数が少ないこともありますが、常に2回分満席になっています。

平日の昼間に、場所も横浜なのに、です。

求められていることをやっているからと言わせていただいてもいいのかな、と最近思い始めました。

2012年2月29日(水)分の受付をはじめました。

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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