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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

11月21日 病気が少なくなる~「決めるだけ」と言われるだろうから(#547)

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素直な心――松下幸之助さんが一番大切にするものではないでしょうか?

素直にものを見れば、実相や道理が見えてくる。すると自分中心になったり、自分の感情にとらわれたりしない、融通無碍(ゆうずすむげ)の境地となる。すなわち、悩みもなくなり、心の病も少なくできる。

こういう理屈です。

この理屈はよく分かります。

ただ、人間は弱い。素直な気持ちになることが自体が大変です。

松下さんは別の本に、「素直の初段」になるのに自分は30年かかったが、融通無碍を得たと書いています。

これほどまでに素直になるのは難しい。だから、我々は尋ねたくなる。「素直になるには、どうしたらいいでしょうか」と。

実際に生前に聞いたわけではないので想像に過ぎませんが、松下さんはたぶんこういうでしょう。「そんなん、素直になると決めるだけですわ」と。

決めて動ける人は、全体の5%ぐらいしかいません。いわゆる「成功者」の割合が、このぐらいです。

我々凡人にはノウハウが必要です。

私のお勧めは、小池龍之介さんの『平常心のレッスン』です。ここに、素直とほぼ同等と私が考える、自分を客観視するノウハウがすべて書かれています。

ただ、お薦めするわりには、私もほとんど実践していない、というのが事実です・・・。

お金はかかりますが、コーチをつけるというのも手段かもしれません。

あるいは、メンターと定める人を探して、その人のいうことからまず素直にきくという手もあるかもしれません。

今日の一言)凡人が素直になるには、自分を客観視するノウハウを実践するか、コーチをつけるか、メンターを探すこと。

 

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見込み客には会えるのに、なかなか提案や見積に進めない営業マンっていますよね?

ほとんどの場合、初回訪問で持っていく商談ツールに問題があるようです。

まさかとは思いますが、会社から与えられた商品パンフレットなんかで説明してはいないですよね?

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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