10月12日 不況~三題噺であったか・・・(#507)
不況は、我々自身がお互い、政府も一緒になって作り出したものだから、考え方を転換すれば必ず直る――松下幸之助さんはこう言います。
確かに、不況も好況も人が作るのですが、人にはコントロールできないというのは先日書いた通りです。
▼10月10日 経済現象~株価が暴落すると不景気になるのは・・・
http://blogs.bizmakoto.jp/toppakoh/entry/3503.html
ただ、循環するというのも本当でして、この3回の話を総合して考えると、松下さんの真意は、不況だからといってあきらめることなく経営する気概を持て、ということなのだと思い至りました。
経済学の学説や、学者のいうことは参考にはすべきでしょうが、判断基準にしてはいけない。
世界恐慌も、敗戦も、オイルショックもドルショックもすべて経験してきた人のいう言葉です。重みを感じなければいけない。
バブル崩壊以降、失われた20年と言われていますが、細かく見ていくと良いときも悪いときもありました。
実際、リーマンショックの前も、また東日本大震災の前も、景気は少しずつ上昇していました。不幸は次々とやってきますが、それでも生き残っている人のほうが多いのです。
今日の一言)不幸は次々と襲ってくるが、大事なのは生き残ること。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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