9月27日 企業の社会的責任~自分自身が自分本位であることに気づく人は少ない(#492)
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松下幸之助さんは、いつの時代にも変わらない企業の社会的責任を次の3つだと言っています。
- 企業本来の事業を通じて、社会性の向上と人々の幸せに貢献すること
- 適正な利益を生み出し、いろいろな形で国家社会に還元すること
- 活動の過程が、社会と調和していること
並べてみると当たり前のように思えますが、ほとんどの企業ができているのかというと、できていないように思います。多くの経営者が自分本位に経営しているように見受けられます。
私も含め、人と言うのは自分本位なものですが、他人の自分本位さは見えても、自分自身のこととなると指摘されるまで気がつかないものです。
世のため人のために事業をしていれば、たぶん間違いはない。そして、自分はそうできていると信じている。なのに、適正な利益がでない――もし、こういうことであれば、実際はかなり自分本位なことをやっていると思って間違いありません。
しかし、利益が出ていたら自分本位ではないかというとそうとも言えません。利益が出ているのに、心が平穏でなければ、やはり自分本位になっているのかもしれません。
自分本位がいつでも悪いとは言いません。ただ、自分本位になっているのに気づかないのは悪いことだと思います。
今日の一言)自分が自分本位になっていないかを測定する指標を持とう。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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