9月13日 頭を下げる~こういう話ではないかもしれないが・・・(#478)
かりに虫の好かない相手でも、この人でなければこの仕事はできないという気持ちで、「頼む、やってくれ」と頭を下げらないようでは、本当の経営者とはいえない――松下幸之助さんはこのように言います。
この話を聞いて、私は福島正伸先生が、お互い虫の好かない同士で(たしか)10年間共同経営をやったという話を思い出しました。
10年後、二人は和解したそうですが、その間ほんとうに苦痛だったそうです。ただ、得たもの(が何かは忘れたのですが、たぶん忍耐力?)は大きかったとのこと。
私にはとても耐えられないと思ったのですが、考えてみれば私にも似たような経験が。
妻とは社内結婚です。結婚する前は、ささいなことで不仲になり、お互い道であっても目をそむけるような間柄でした。
それが、どうして結婚などしたのか、本当に不思議です。
我々が結婚するという発表を聞いて、関連部門では約半日仕事がとまってしまったそうです。単純に人件費に換算しても160万円ほどの損失を会社に与えてしまった婚約発表でした。
当然、結婚してからもよく喧嘩し、ひどいときは1ヵ月ぐらい口をきかないこともありました。
それが、最近は実に仲が良く、小さな言い争いはあっても、お互い結婚したことを正解だったと喜んでいます。
まあ、この先どうなるか分かりませんが、18年半近くの結婚生活で得たものは大きかったようです。
今日の一言)虫の好かない相手からこそ得るものが大きい。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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