オルタナティブ・ブログ > ビジネスライターという仕事 >

ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

8月17日 値下げ~「決めるだけ」の哲学(#451)

»

石田退三さんといえば、トヨタ中興の祖。以前、日経ビジネスにトヨタの歴史が連載されていました。その人が出てこないと物語が寂しくなるという人がいます。石田さんは、私にとってはまさにそういう人でした。

その石田さんの逸話を松下幸之助さんが語っています。

昭和33年の暮れ、松下さんはトヨタの大口株主会に出席して、石田さんから感銘を受けました。

当時トヨタ自動車の売上は好調だったのですが、値下げをすると言い出したのです。

松下さんは、いまそれをする理由を教えてくれと尋ねました。

当時自動車は保護貿易下にあり、国産車は実は割高だったのですが、国内価格は外車よりずっと安かった。

しかし、必ず自由貿易の時代が来るだろう、そのときになって慌てないためにいまから価格競争力をつけるのだ、というのが石田さんの説明でした。

石田さんのこの英断がなければ、いまトヨタという会社は影も形もなかったかもしれません。関税がどんどん引き下げられただけでなく、円は常にドルに対して高くなる傾向にあったからです。

私は、1月1日から今日まで、毎朝松下幸之助さんの発言にコメントをつけています。今朝を含めて229日目になります。ここまで続けると多少見えてくることもあります。

松下さんをはじめとする偉大な経営者たちは、方法論を重視しないということです。

やると決めて、あらゆることをやる。結果としてできる。するとまたもっと大変なことをやると決めて、やる。その繰り返しです。

それが幸せなことなのかどうか、私には分かりませんが、しかし、やると決めない限り何も始まらないし、決めたらほとんどのことはできるということを彼らは実証し続けてきたのだと思います。

今日の一言)偉大な経営者は、方法論を重視せず、自分で決めたことを実行するだけである。

///// 1日も早く売り上げがほしい方へ! //////////////////////////////////////////

あと2席となりました(8/17 11:00現在)。お急ぎください!

次回からはテーマが替わります!本テーマでは、しばらく開催予定がありません。

              ―――

□新規事業で見込み客が全くいない。どうしよう・・・

□営業で転職したけど、顧客リストがなくて・・・

□起業したいけど、最初のお客の獲得方法がわからない・・・

 

こんな悩みに、営業ツール専門コンサルタント吉見範一が、35年のトップ営業経験をベースに答えてくれます。


◆ 「ストレスフリーの"飛び込み"営業」セミナー~受付突破法

--- トップセールスが実践している
--- 見込み客にいやがられない 新しい"飛び込み"営業法

※さらにiPadの活用法も!

→→→ 充実の3時間!しかも、無料!!!
→→→ 無料ですが、本気!!!

いますぐクリック
 ⇒ http://www.itbt.biz/333eigyo/event/tobikomi.html

--

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

--

icon_ya_red.gif 無料メール講座で、我々333営業塾のことを知ってください。

icon_ya_red.gif 無料動画セミナー「新規開拓営業組織の作り方」はこちらです。

icon_ya_red.gif 筆者のゆるゆるのイヌ・ネコ・メシブログはこちら

Comment(0)