7月1日 だれよりも熱心である~半年続きました!(#404)
『松下幸之助 成功の金言365』の7月のテーマは、「リーダーになる」です。
私は、よく言えば一匹狼、悪く言えば協調性なし(小学校の通知表には毎回書かれました)なので、リーダーとはもっとも縁遠い人間です。
一時期は、これではいけない、真のリーダーになろう、とがんばっていた時期もあったのですが、あまりのストレスに神経を病んでしまいました。その後も何回かがんばろうとも思ったのですが、今年に入ってようやくあきらめました。
人間無理をしないで、自分が得意なことをやるべきだと思います。それも自分が世界一になれることで(このことについては、また機会があれば)。
あきらめがついたのは、震災をきっかけに自分が本当は何をしたいのかを熟考したからだと思います。人がばたばた死んでいく中、死ぬ前にいい人生だったと思えるようにしようなんて悠長なことはいえないなと感じ、かなり一生懸命考えたつもりです。
いまは、自分のやりたいこと以外は断るようにしているので、(震災とは関係なく)経済的にやばい状況ですが、ぶれずにやっていればなんとかなると思っています。
ということで、今月はコメントするのもつらい言葉が多いと予想していますが、ここまで半年も続けたので、我田引水との批判には負けず、無理矢理にでも自分に引き寄せてコメントしていこうと思います。
前置きが長くなりました。これからのスタンスを書いておくのも、折り返し地点にふさわしいかなと考え、書きました。
さて、今日の松下幸之助さんの言葉を要約します。
リーダーは、知識や才能やスキルで部下に劣ってもいい。そういうところは積極的に部下に頼れ。その代わり、熱心さだけは部下に負けてはいけない。
こういう話です。
この熱心さを持てず、その代わり知識やスキルでは負けない(才能はしかたないです)、というのが、私がリーダーだったときのスタンスでした。これでは、ダメに決まっています。
なので、リーダーであるからには、松下さんのいうとおり、熱心さをもってやってください、としか言いようがありません。経営者は当然として、部長や課長、グループリーダーという役職の方も、ぜひがんばってください。
だけど、これは一匹狼も同じです。というよりも一匹狼で生きていこうと思うのなら、もっと熱心さが必要です。
私は、この半年間一日も欠かさず、誠ブログを書いてきました(何回か、朝早いので前日の夜に書いた日もありますが)。
このことをほめてくださる人もいるのですが、私としては質で貢献できないので、量で貢献しているだけのことです(本当にそう思っています)。
量を書けば、たまに偶然いいことも書けます(100回に1回あるかないかですが)。しかし、質を狙っていいものが書けるほど、私はたいした人間ではありません(なかなか書けないというブロガーもいますが、彼はがんばればいいものが書けるのだろうなと尊敬する次第です)。
才能のないものの意地なんですね。意地さえあれば、毎日書くのは容易です。というよりも、書かないと気持ち悪くなります。意地が立たないから。
私は、熱心さの原動力は、意地だと思うし、それでいいと思っています。
もちろん熱心さの原動力は人によるでしょう。世の中の役に立ちたいからという高邁な理由もあるでしょう。
ただ、私は、世の中の役に立ちたいと公言(広言?)している人は、あまり信用しないことにしています。じゃあ、そのために命を捨てられるのかと聞けば、そんな小学生みたいなことを聞くなというような人がほとんどでしょうから。
※おまえもそんなこと言っていただろう、という方は鋭い!謝ります。これからはそういうことを言うのをやめました。今はこういう風に考えています。仕事をもらうのに人の役に立ちたいからと言うのはやめろ。でも、仕事をもらったからには、その人とその人のお客さんのために役に立ちたいという気持ちでやれ。そういう気持ちでやれない仕事は、所詮やりたいことではないのだから、受けるな。
でも、みなさんが坂本龍馬を好きなのは(私は飄々と生きながらえた勝海舟のほうが好きですが)、天下国家のための命をかけていたからではないのですか?
中途半端はいけない。私は、それよりも、ただ自分が好きだからやっているとか、自分のためにやっているという人のほうがよほど信用できます。信用の源泉は、うそをつかないことだからです。
※それでも成功して、感謝の意味で人に貢献する人は最高ですね!レディ・ガガには、そういうスタンスを感じます。
今日の一言)まずは自分のためにこそ熱心にやろう。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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