6月22日 商品は金~「何でもないことのようですが」(#395)
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松下幸之助さんは、商品にお金と同じ価値があると思えば、店は発展する(商売はうまくいく)と言います。
その事例として、ある(松下電器の)代理店の主人が小売店の繁栄を願って実行したことを挙げています。
そのご主人は、自分の店が終わった後、小売店を回り、まず店の乱雑を整理しましょうと強く説いて、商品の整理、陳列、掃除までこと細かく世話して回ったのだそうです。
今なら、なんておせっかいなオヤジだろうと疎まれそうですが、昔はこういうことをやる人も受け入れる人もいたようです(いや、たぶん当時も疎まれたと思いますが、人の結びつきは今よりあったので、むげに断れなかったのでしょう)。
で、半年ほど続けたら、熱心さにほだされて、店の奥さんまでが整理整頓掃除に気を遣うようになり、陳列も変わってきて、商売が上向く店が続出したのだそうです。
この事例を紹介したあとの松下さんのセリフが、あまりにもさりげないので、私はしびれてしまったのでした。
何でもないことのようですが、まあこれが商売の一つのコツというものです。
今日の一言)店舗のみならず、オフィスも工場も片付けられないというような会社は続かない。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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