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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

2月6日 適性にかなう仕事~どうすれば適性が見い出せるのか、あるいは選択の自由が人を苦しめている?(#259)

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自問自答)適性にかなった仕事をしているだろうか......。

昨日の記事は、今日書けばよかったと思います。

▼2月5日 評定~人の役に立つことはやはり価値があるし、正しく評価されることでやりたいことに変わる(#258)
http://blogs.bizmakoto.jp/toppakoh/entry/1847.html

一言でいえば、自分の得意なことをやれば、高い価値が提供できるので、正当に評価されることになり、やりがいも出てくる、ということです。

松下幸之助さんは、さらに適性に合わないことをするのは、自分も失敗するうえ、社会に迷惑や損害を与えるからやめておけと厳しいことも言っておられます。

とはいえ、適性を見い出すのは難しい。

なかなか芽が出なくても、すぐにあきらめるな、とも言われます。

とはいえ、松下さんの言うように、適性のないことをズルズル続けるのも社会の迷惑かもしれません。

どうすればいいのでしょうか?

自分のことは自分で決めたい。自分の買うものは自分で選びたい。

人間には選択の自由というものがあり、最大限に尊重されるべきものの一つです。

しつこい営業が嫌われるのは、選択の自由を阻害するからに他なりません。私は、営業マン向け研修では、まず選択の自由を尊重することについて力説します。

しかしながら、選択の自由は人間を苦しめてもいます。

どんなもの・ことを選ぶのか、そのこと自体がその人の全人格を左右するかのように思われているからです。

このようなことは服装などについて考えるだけでも分かることでしょう。

楽になろうと思えば、いったん選択の自由を投げ出すことです。

人に聞いてしまえばいいのです。

自分の得意なことや強みは何か?自分の苦手なことや弱みは何か?

10人ぐらいに聞いてみればいいのです。

私は、本当に苦しいときに、特にビジネス上の関係が深い人10人ぐらいに電話して聞きました。何度もやっています。その都度、自分の軸を作りなおし、復活することができました。

なお、蛇足ですが、営業マンはまず選択の自由を尊重すべきですが、トップ営業マンはその上で、選択の苦しさを軽減するサポートをしています。

今日の一言)自分の適性は、人に聞けば分かる。

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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