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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

2月4日 自己検討~紙一重以上の差を感じているなら、負けるのは当然だ(#257)

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自問自答)「これで十分」と考えるか、「まだ足りない」と考えるか......。その"紙一枚の差"が未来の盛衰を決定づける。今の自分の仕事に、足りないものは!?

潜在的な能力で言えば同程度、あるいは自分のほうが勝っているのではないかと思う人に、業績面では圧倒的に負けているということはありませんか?

能力の尺度というのは難しく、結局結果を出している人のほうが能力が高いと見る向きもありますが、現実問題としては、能力的には大差がなくても、実績は大差があるということは、多くの人が感じていることではないかと思います。

その理由が、紙一重の差による継続と蓄積にあると松下幸之助さんは言っているように思います。

実は、何を隠そう私の周りにもそういう人はたくさんいて、能力では負けていないのに・・・と悔しい想いをしたことは、一度や二度ではありませんでした。

しかし、冷静に見ていると、同じ機会を与えられても、うまくいっている人は、同じ時間を私より有効に活用していることに思い当たります。

また、機会それ自体も、私より多く探しているようです。

紙一重どころか、二重も三重も差があったというわけです。これで勝てるわけがありません。

ここで大事なのは、あまりストイックに考えないこと。

そうではなく、自分が楽しめる「努力」は何かを考え、それを人よりも一生懸命やることです。

実際、うまくいっている人は、私から見たらつまらないことも楽しくやる工夫をしています。

私も、彼らから見たらつまらないことを、楽しくやるようにするようになりました。

そうしたら、やっぱりいい話が次々と来るようになります。

今日の一言)自分が楽しめる「努力」は何かを一生懸命考え、それを人よりも一生懸命やる。

 

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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