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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

1月7日 志を失わない~成功本のエッセンスは、たった一言(#229)

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自問自答)根気、辛抱、地道――、結局はそれが"注文"を呼びこむ。やめないことが、結局は成功を呼びこむ。

松下幸之助さんも事業をはじめた当初は、四ヵ月かけてつくりあげたソケットがほとんど売れず、仕事を続けるどころか、あすの生計をどうするかという状態に追い込まれていたそうです。

それでも、あきらめるにしのびなく、改良を続けていたら、見ている人がいるんですね。ソケットの技術を活かして扇風機の部品をつくってほしいという注文が入ったのだそうです。

成功本の類はたくさんありますが、信用できる人の書いている成功本のエッセンスは、いつも同じ言葉です。

成功するまで続ける。

そのためには、ベースに志や夢や理念など――人によって言い方は違いますが――あきらめない理由が必要だということです。

私自身もそうでした。

法人設立後、1年目は赤字。その前の年にけっこう稼いでいたので、住民税が払えず借金がかさんでいきました。

もうあきらめろという人が何人もいました。それでもあきらめきれずに続けていたら、2年目はなんとかギリギリ黒字。3年目はなんとか人並みに。4年目の今は希望が見えてきました。

続けていたことで、3年前とは比べものにならないノウハウがついています。

続いた理由は、私なりにレベルは低いけれど、なんとか世の中に貢献できないかということを考えていたからだと思います。要するに、いいことをしているのだからバチは当たらないだろうぐらいの気持ちでやってきたということです。

まだ成功というには、ほど遠いのですが、これは志がまだまだ低いせいだと思っています。

高い志を持つのに、お金も何も必要ありません。とりあえず持つだけでも転機になるかもしれません。

今日の一言)成功するまで続ける。そのための志を持つ。

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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