コミュニケーションにおいて多くの人がいうことには、まず従ってみるのがよい(#209)
Q)メールをベースとしたコミュニケーションが盛り上がらないときには、どうしたらいいでしょうか?
知恵ある人には、今回の話はあたりまえのことでしょう。私自身、過去何度も知恵ある人たちから、「メールでそういう話はやめましょう」とたしなめられてきました。
しかし、知恵のない私は、つい最近まで、メールの可能性をもう少し信じていました。
転機は、あるメーリングリストを主催していて、やや盛り上がりに欠ける気がしたことでした。そこでいろいろと意見を聞いているうちに、ようやく分かってきたことをお話しします。
まず分かったのは、人は読み書きという行為を私が思っている以上にめんどうだと思っていること。
もう一つは、書き言葉は感情の表出(表現というより)が難しいので、冷たいとか、怖いとか受け取られることが多いということ(知恵ある人がメールでのややこしいやり取りを嫌うのは主にこちらの理由でしょう)。
普通のメールでさえそうなのですから、大量のメールが出回り、多くの人に読まれるメーリングリストであれば、なおさらでしょう。
と、ようやく普通の人の知恵に追いつくことができました。
今後はメーリングリストでは、ややこしい話はしないで、イベント関連の連絡や、それこそテクニカルな相談に限り、機微のある話は、直接集まるイベントや、最低でもSkype会議でやろうと提案しようと思っています。
今日の一言)少なくともメールでややこしい話はしないほうがよい
盛り上がらないのは自分に原因があるとは思っていたのですが、さすがに自分に知恵がないことが原因だとは思い至りませんでした。
こういうことも、人に聞かないと分からないのですね。特に直接聞くとすごくよく分かります。
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