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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

あなたの性格に関係なく人脈がドンドン拡がる方法とは?(#173)

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積極的でなくてもいいから、人の集まる場所に出かけよう。そして、これはという人は逃さない。

●解説

先日、『30日で「売れる営業チーム」をつくる法』を上梓した庄司充さんが、独立を考えたのは一昨年のことだったと思います。

彼が最初にやったことは、同業である営業コンサルタントをピックアップすること。その中のこれはと思う人のメルマガ等を取り、セミナーに出かけていきました。

そのときに、特に会いたいと思った3人のうちの2人である、333営業塾塾長吉見範一さんと、サイレントセールストレーナー渡瀬謙さんとはキカクウルというコミュニティを一緒に主催するようになりました。

さらに、冒頭の本の出版が決まったのは、既に大和出版で何冊も本を出していた渡瀬さんの紹介があってのこと。

積極的に人脈を求めて動けば、短期間で成果が出ます。

●消極的でも大丈夫

しかし、積極的でなくても構いません。

私は、どちらかと言うと受身ですが、交流会などの機会があればできるだけ出かけるようにしています。

消極的なタイプにとって大切なことは、いきなりビジネスが拡がるとか、新しいパートナーが見つかるとか、そんな期待はまったくしないで行くことです。

変な期待をすると、期待通りでなかったときに、積極的に動けなかった、それは自分に自信がないからだなどと変な凹み方をします。

誰とも口をきかなくても、会場の料理が分かったらよしと私はしています(本当です!)。

まったく消極的な私ですが、気がつけば年間数百前の名刺を手にしています。ほとんどの人は記憶にないけれど、それでも業界(何の?)の有名どころの半分ぐらいは面識がありますし、残り半分も間に一人介すればつながると思います。

私以上に人付き合いの苦手な渡瀬謙さんも同様で、けっこう誰でも知っていたりします。

●コツは人脈のハブになる人を見つけること

適度に付き合っていれば人脈は拡がりますが、多少のコツはあります。

それは人脈のハブになっている人を探すこと。

見つけたら、1分でも2分でもいいので話す機会をもらうことです。

そうすると次はその人が主催する集まりに誘ってもらえるようになります。

●これはという人は逃さない

私が、333営業塾のビジネスパートナー吉見範一さんと知り合ったのは、私の友人のテストセミナーでした。

友人と私を含めて5人しかいない小規模なセミナーでした。

第一印象は、やたらニコニコしている変なおじさんだったので、名刺交換もせずにいたのですが、そのテストセミナーの中のワークのミニセミナーで吉見さんが話すのを聞いて、ただ者ではない!と直感しました。

すぐにビジネスのための打合せを申し入れ、以来もうすぐ3年になるお付き合いが続いています。

あのときに吉見さんと出会わなかったら、『奇跡の営業所』は生まれていませんでした。333営業塾の事業もなかったわけで、どうなっていたんだろうと考えると、本当にゾッとします。

これはという人は大勢の人が集まるところで見つかるわけではありません。大勢だとむしろ難しいかもしれません。

積極的でなくてもいいから数多くの場に出かけることです。

今日は、333営業塾のメルマガと同じネタですが、メルマガのほうがかなり詳しくなっています。

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