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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

新規開拓営業組織の立ち上げ方【3/5】~これができないリーダーはそっぽを向かれる(#116)

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前々回より5回に渡って、我が333営業塾の無料セミナー動画をお届けしています。

動画が見られない環境にある方のために、文章だけでもある程度分かるように要約していますので、ご安心ください。

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リーダーの仕事は、居場所を作り、出番を与えること。

●解説

今回はこちらです。14分16秒です。

第3回は、吉見が起した「奇跡」の内容と、実際にとった7つの施策のうち残り3つをご紹介しています。

  1. .ピラミッド型でなく、役割分担によるフラットな組織編制
    本部からは、吉見の下に二人のサブリーダーを置くピラミッド型の組織を求められたが、吉見は内勤と外勤の二つのチームに分けて自らがマネジメントした
  2. 商品説明ではない営業ツールの作成
    本部から渡された営業ツールは、製品マニュアルに等しいもので、全部ダウンロードしてファイルするとチューブファイル4冊にもなった。これでは営業マンは資料を棒読みするだけだと危惧した吉見は既存客ヒアリングの内容をベースに営業ツールをゼロから作り直した
  3. 報告より共有
    各営業所に要求された報告書は、作成するのが大変な上、言い訳やウソの報告を招きやすいものだった。吉見は個別の報告を朝礼での共有に切替、それをもとに自分が報告書をまとめるということで本部に了解を取った

7つの施策を改めて一覧します。

  1. 安心して働けるマインドの醸成
  2. 既存顧客への訪問
  3. 営業ユニット制の導入
  4. 長所の引き出しと認め合い
  5. ピラミッド型でなく、役割分担によるフラットな組織編制
  6. 商品説明ではない営業ツールの作成
  7. 報告より共有

以上の7つの施策に魂を吹き込むのが、

居場所を作り出番を与える

という考え方です。

これは、言うは易く行うは難し。

常に意識し、メンバーが動いてくれないときは、これができていないのではと疑う。それ以外にやれる道はない。

できるようになるには、メンバーに対する愛情が必要だということは言うまでもありません。

次回は、誰でも新規開拓ができるようになる333営業フレームワークのご紹介と、吉見塾長が本部からのいろいろな干渉を受けながらも、なぜやりきることができたのかを解説します。

ご期待ください。

※今週は、333営業塾メルマガと連動企画です。

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