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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

ケンドーコバヤシに「自分軸の本質」を教わる

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毎週日曜日はテレビをつけてボォーッと見ながら、少しずつ目覚めていきます。

「ボクらの時代」という番組が好きで、この番組の頃になると、かなり頭がしっかりしてくる感じです。

今朝は、お笑い芸人の宮川大輔さんとケンドーコバヤシさん、それに映画監督の井筒和幸さんの鼎談。見逃せません。

その中で、ケンドーコバヤシさんが、ものすごい名言を発したんですね。

ぼくは、これこそ「自分軸の本質」だと思いました。

ケンコバさん、ネタをありがとう!(笑)

●「替えのきかんモンになりたい」

ケンドーコバヤシさんと宮川大輔さんは、1972年生まれの同い年。

中学・高校時代にダウンタウンを見て、彼らに憧れてお笑いの世界に入ったんだそうです。

それを聞いた井筒監督が二人に訊くんです、ダウンタウンがトップだというのを踏まえたうえで。

「そやけど、おまえら別にトップを取りたかったわけやないやろ?」

この質問に対するケンコバさんの返しに、ぼくはちょっとシビれたんです。

ケンコバさんの答えは、こんな感じでした。

(トップを狙うよりも)ぼくは、替えのきかんモンになりたいんですわ

グッときましたね。

それに対する井筒監督の返しも良かったです。

「ええこと言うなあ。そやな。おまえら二人はそやわ」

●自分軸は、ポジションを見つけるツール

自分軸(「誰に」「何を」「なぜ」提供しているか)を考えるというのは、まさに「替えのきかない自分」を探すということなんです。

もちろんトップを狙ってはいけないということではない。トップも「替えのきかないもの」ですから。

しかし、トップ以外のポジションがあり、トップ以上の利益率になることなど珍しくないのです。

「替えがきかない」というのは、ぼくのいう「尖がる」とまったく一緒です。

「尖がっているかどうか」の評価軸が「替えがきかない」かどうかだと思います。

自分が取れるポジションはいくらでもあります。だからトップである必要はない

ただ、自分だけのポジションを取ることを心がける必要があるということです。

生き残っている芸人は、マーケティングを肌で分かっているんだなあと思いました。

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