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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

IoTの基本的な思考は「いまを少し便利に」でいいと思う

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今朝の日本経済新聞でフォトシンスさんのAkerun記事になっていました。僕がAkerunを面白いと感じたのは、現在の家で使っている鍵の上にかぶせて、スマートフォンから操作し、鍵を回す、という仕組みになっているところです。今まで、内側からは手で回し、外からは鍵で開けていたところを、スマートフォンからBluetoothで内側に設置した端末を操作する、というシンプルな機能です。だから、(おそらく)故障も少ない気がします。

IoTがバズワードのように、あちこちで使われていますが、そのうち「クラウド」のように定着していくのかも知れませんし、もっと細分化した言葉に置き換わっていくのかも知れません。ただ、あまり構えてしまうとアイデアだけで具現化してこないのかも知れません。大事なことは、実用化すること、と考えると、「いまを少し便利にしたい」という思いからスタートするほうがいいように感じています。

そしてそれは、スマートフォンから操作することだけではないでしょうし、Apple Watchなどのウェアラブルデバイスの活用ありきでもないように思います。いま、僕たちが困っているとまでではなくとも、少し不便に感じていること。雨の日に鍵を開ける際に濡れていたのが、スマートフォンでちょっと操作するだけで鍵が開く。同じようなことを他の場面で考えていくことで、僕たちの生活、仕事はもっと楽しくなっていくように感じました。Akerunは、ぜひ購入したいと思います。

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