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「自分史フェスティバル2014」で「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトの関連講演と特別展示があります

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明日から8月ということで
いよいよ「自分史フェスティバル2014」の開催が間近になってきました。

8月というと、戦争を振り返る話題が増える時期ですが、
「自分史フェスティバル2014」でも、ホールプログラムで
「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトを担当されている
慶應義塾大学准教授の都倉武之さんによる講演があります。

『戦争と自分史~「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト』 都倉武之(慶應義塾大学准教授)

内容紹介を引用します。

昨年2013年の秋、昭和18(1943)年の学徒出陣から70年目の節目に、慶應義塾・三田キャンパスでは、展覧会「慶應義塾と戦争Ⅰ 慶應義塾の昭和十八年」が開催されました。

明治時代から昭和戦前に至るまで、大学に在学中の学生には兵役の義務を猶予される特権が与えられていました。しかし戦争の拡大に伴い、同年、猶予の制度は停止され20歳以上の学生は学業半ばで陸海軍へと入隊していきました。

”自分史”という言葉ができたのは戦後のことです。しかし、この時代の個人の歴史は、手記や書簡のやりとりという形で遺されています。これらは今なら自分史と呼べるものだと考えます。

今回、今秋の第2回の展覧会 「慶應義塾と戦争II 残されたモノ、ことば、人々」(2014年10月7日(火)-10月31日(金)) の準備などでご多忙の都倉准教授に特別にご登壇をいただけたのは、本講演をお聞きいただいた方々に当時の記憶と記録の収集にご協力いただけるかもしれないという思いをお持ちだからです。

来年の夏は、戦後70年を迎えます。本企画が、少しでも多くの個人の思いを後世にのこし、後進が先達に学ぶ一助となればと考えています。

『慶應義塾と戦争』という特別展示もあります。
集団的自衛権問題が最近話題になっていますが
今後の平和のあり方などについて考えるためにも
参考になるのではないかと思います。

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