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ルールを守るということ

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朝ドラ「ごちそうさん」をとりあえずずっと見続けてます。
ここしばらくは戦時中の話で、見るのがつらい感じもありますが、
二度と戦争を起こさないためにも、
戦争の悲惨さをきちんと直視することは大事ですね。

昨日は大阪が空襲を受けて、
ヒロインの家族たちが地下鉄の駅に逃げ、
地下鉄が梅田まで動いて助かったエピソードをやっていました。
このエピソードは実話を元にしていたそうです。

知らなかった…今日の地下鉄のシーンは実話だった!!! #ごちそうさん | まとめノート

asahi.com(朝日新聞社):大空襲 一夜の奇跡 地下鉄・御堂筋線 - 関西

ドラマでも、最初駅員は、空襲時の地下鉄の運行は禁じられているので
駅に入れることはできないと言ってましたが、
ヒロインが、地下鉄をつくったのは自分の夫であり、
何かあったら地下鉄へ逃げ込めと言っていたと主張し、
なんとか駅の中へ入れてもらいました。

当時も実際に空襲時の地下鉄の運行は禁じられていたようです。
それでも、地下鉄で助けられた人がいたということは、
ルールを守ることがいつも正しいとは限らないということを
地下鉄のスタッフはわかっていたということですね。

人命がかかっている非常時には当たり前とも言えますが、
人命がかかっているときでなくても、
ルールが何のためにあるのかを考えれば、
ルールはただ守ればいいというものではないといえると思います。

たまにルールを守ること自体が目的になってしまっている人を見かけます。
もちろんルールを守ることも大切ですが、
そもそもルールが何のためにあるのかをきちんと理解した上で、
柔軟に対応できるようにするのがいいのではないかと思っています。

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