ジャーナリストの立花隆さんが、何を取材すればいいか判断するためにつくるもの
最近『自分史の書き方』を出版されたジャーナリストの立花隆さんが
『大竹まことゴールデンラジオ』に出演されたときの音声が
YouTubeにアップされているのを見つけて聴いてみました。
【ノンフィクション作家・評論家】 やっぱり壮大なスケール 『自分史の書き方』 立花隆著 大竹まこと ゴールデンラジオ - YouTube
大竹さんと阿川佐和子さんが立花さんから話を聞いているのですが、
『自分史の書き方』だけでなく、いろいろな話題が出てきて面白かったです。
たとえば、立花隆さんは、蔵書や資料をたくさんお持ちなのは有名ですが、
本や資料を見つけるのが大変で、
人生の3分の1は探すために時間を使っているのではないかとおっしゃってました。
本が見つからないときは、新たに買ってしまうことも多いそうです。
あと、個人的に興味深かったのは、年表の話題。
『自分史の書き方』の中で、自分史をまとめるために、
まず自分史年表をつくることを提唱されていて、
どうつくればいいかも解説されていますが、
自分史だけでなく、ジャーナリストとして一つのテーマをとりあげるときにも、
そのテーマについての時系列の年表をつくるそうです。
年表をつくると、抜けているところがわかるので、
そこで何があったのかを知るために取材するのだとのこと。
立花さんの話を聞いていて、自分史やジャーナリズムだけでなく、
何をやるにしても、そのテーマについて時系列の年表をつくってみることで
いろいろなことがわかってくるのではないかなと思いました。
年表をつくるときには、
うちの会社で運営している年表創造コミュニティ「Histy」が、
いろいろな年表を並べて比較できたりして便利なので、
ぜひ利用してみてください。