2月6日に橘川幸夫さんの新著「森を見る力」の出版記念パーティーがあります
一般社団法人自分史活用推進協議会の名誉顧問になっていただいている
デジタルメディア研究所代表の橘川幸夫さんの新著「森を見る力」が
1月21日に発売になります。
橘川さんからの著者メッセージを引用します。
10年前に出した『暇つぶしの時代』という書籍の中に「モノヅクリからコトヅクリの時代へ」という文章を書いた。
戦後社会は、戦争で失われた物資の生産を求めてきたが、次の時代のテーマは、戦後社会の中で失われた「関係」や「地域」というコトを復元していくことだ。
僕は、その本に書いたことを実践すべく、それからの10年を費やし、その体験の中で発見したことをまとめたのが『森を見る力』である。これからの時代は本という作品(モノ)を出すだけではなく、その本によって何かしらのムーブメント(コト)が発生しないと時代的な価値はないのではないか。
樹木はモノだが、森という全体像はコトである。モノとコトで僕らの秩序は形成される。
商品社会も、アートも、具体的な事象も大切だが、全体的な認識も大切である。
僕らは、もう自分のことだけで精一杯の「子どもの時代」を終えて、全体を見回すことの出来る「新しい大人」のたたずまいを求められているのだと思う。『森を見る力』にはそんな思いが込められている。
ぼく自身、これからの時代は「カネ」や「モノ」よりも、
「関係」「地域」「体験」「物語」といった「コト」が
より重要になってくると思っているので、
橘川さんの新著がどういう内容なのか楽しみです。
この「森を見る力」の出版記念パーティーが、
2月6日の夜に、東京・鶯谷の東京キネマ倶楽部で開催されます。
一般の方も参加できます。
パーティーの企画概要を引用します。
橘川幸夫の新刊「森を見る力」(晶文社)の出版記念未来フェスを行います。本格的な時代批評書籍としては「暇つぶしの時代」(2003年、平凡社)以来10年ぶりの刊行です。
これまでの業界的な「出版パーティ」は、新刊の誕生を祝う、著者の友人関係の集まりでしたが、一般読者にも参加を呼びかけるオープンな出版パーティを実施します。著者との交流はもちろん、同じ著者に関心を持った人同士の交流も期待します。
橘川幸夫の豊富な人脈ネットワークによる友人も参加しますので、多様な交流が期待出来ます。橘川幸夫と直接の面識がない方も大歓迎です。「インターネット以後の社会」に関心を持つ方々の参加をお待ちしています。
今回の出版記念パーティーは、
「未来フェスCF」というイベントのクラウドファンディングにより
参加者、支援者を募集しています。
支援金額によって、特典がプランが違ってくるというものです。
以下のページから申し込みができます。
「森を見る力」(橘川幸夫・晶文社)出版記念会&未来フェスCFスタートアップ・パーティ
ぼくも参加しますが、橘川さんの多彩な人脈で、
いろいろユニークな方々とお会いできそうで楽しみです。