「かぐや姫の物語」と「夢と狂気の王国」を見てきました
昨日は「映画の日」ということで、
「かぐや姫の物語」と「夢と狂気の王国」の2本を見てきました。
「かぐや姫の物語」は、スタジオジブリの高畑勲監督のアニメ作品ですが、
誰もが知っている昔話のかぐや姫のストーリーが、
素晴らしく感動的な作品になっていて、
改めて、高畑監督のすごさを感じました。
「夢と狂気の王国」は、「エンディングノート」の砂田麻美監督が、
「風たちぬ」と「かぐや姫の物語」を制作していたスタジオジブリに、
約1年間密着して撮影したドキュメント映画です。
個人的に「エンディングノート」は好きだったので、
今回もある程度期待して見に行きましたが、
期待を超える作品に仕上がってました。
「エンディングノート」では、砂田監督は
自分の父親と家族の終活を描いていて、
こちらは身内なので、撮りやすかった部分もあると思いますが、
「夢と狂気の王国」でも、かなり「エンディングノート」に近いノリで
自分の身内であるかのように撮影していて、
NHKの「プロフェッショナル」でも見れなかったようなところまで
見れたので面白かったです。
日本テレビのプロデューサーで、現在はLIFE VIDEOという
自分史ムービーの制作会社の社長をしている土屋敏男さんも
ブログで記事を書いていました。
「夢と狂気の王国」がLIFE VIDEOに改めて教えてくれたこと - T社長の LIFE VIDEO LIFE
土屋さんが、ドキュメンタリーでは何を撮らせてもらえるかが重要で、
そのためには、信頼してもらえるか、好きになってもらえるか、
心を開いてもらえるかが大事だと書いていますが、
まさにその通りだと思います。
これはドキュメンタリーの制作だけではなくて、
ほかの仕事にも通じることですね。
「夢と狂気の王国」は、特にクリエイティブな仕事をしている方は
見てみることをおすすめします。