「ピンで生きる人」とはどんな人か
今年もいろいろな方々との出会いがありましたが、
自分にとって一番大きかった出会いの一つは、
国産Tシャツメーカーとして有名な久米繊維工業会長の
久米信行さんと出会えたことです。
ぼくが理事を務めている一般社団法人自分史活用推進協議会が
8月7日に江戸東京博物館で「自分史フェスティバル2013」を開催することになり、
協議会の特別顧問になっていただいている
デジタルメディア研究所代表の橘川幸夫さんに協力をお願いしにいったら、
江戸東京博物館は墨田区にあるから、
墨田区のことなら久米さんに会ってみるといいよと紹介していただきました。
久米さんのことは、以前から久米さんの発行するメルマガを読んだり、
「メール道」などの著書を読んだりして注目していて、
いつかお会いできたらと思ってましたが、
実際にお会いしてみると、思っていた以上にすごい方で、
話が面白く、ポンポンといろいろなアイデアが出てきて、行動力もあり、
かつ謙虚で、人への気遣いも行き届いていて素晴らしいなと感心して、
ぼくよりちょっと年下で同年代ですが、
ぜひ人生のロールモデルにさせてもらおうと思いました。
そんな久米さんをロールモデルにするために参考になりそうな
久米さんの新刊「ピンで生きなさい」が出版されました。
「ピンで生きる人」というと、組織や他人に頼らず、
自分で人生を切り開いて楽しんで生きていける
「独立自尊」の人というイメージがありますが、
久米さんによると、それだけでは不十分で、
誰とでも分け隔てなくつきあい、他人と協力して、
社会のために自分のやるべきことができるような
「自他一如」の精神が大事だということです。
そんな「ピンで生きる人」になるためのヒントとして、
久米さんが師匠たちから学んできたことや、
自ら体験して学び取ってきたことが、
わかりやすくまとめてあって、
とても説得力のある内容でした。
ぼくとの出会いのこともちょっと書いてあって
うれしい驚きでした。
どこに出てくるかは、ぜひ読んで確かめてみてください(笑)。
明日12月16日には、東京・新宿のポプラ社ホールで
久米さんの出版記念講演会があります。
「ピンで生きなさい」の購入者は無料で参加できるそうで、
まだ多少席があるようなので、
都合のつく方はぜひ参加してみることをおすすめします。
詳細は、下のFacebookのイベントページをご覧ください。