「あまちゃん」に見る、自分史の重要性
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『「あまちゃん」を楽しむために意識しておきたい7つの対立軸』でも書いた通り、
現在「あまちゃん」にはまっていて、毎日ビデオに録ってチェックしています。
19日の放送で、自分史の重要性を思わせるシーンがありました。
主人公のアキの母親の春子が、
北三陸市で海女をやっている春子の母の夏が倒れ、
手術中のところへ駆けつけます。
春子は、夏の手術の成功を祈っていた北三陸の人たちから、
夏が若かったころに橋幸夫が北三陸にリサイタルで来て、
「いつでも夢を」をデュエットで歌い、そのときから橋幸夫のファンで
東京へ行った目的の一つも、橋幸夫と会うことだったことを聞かされ、
春子は、娘なのに夏のことを何も知らなかったとがく然とします。
夏のことを口やかましい母親としか見てなくて、
ほかの面を知ろうともしなかったと。
そして「どうしよう…。もしこのまま目覚めなかったら、
私、夏さんのこと知らなすぎて泣けないわ」と。
実際のところ、自分の両親や、祖父、祖母が、
子供のころからどういう人生を生きてきたのか、
何が好きで何が嫌いなのかなど、
よく知らないという人はかなり多いだろうと思います。
家族のコミュニケーションを深めるためにも、
ぜひ両親や祖父、祖母の人生の軌跡について話を聞いたり、
自分史をまとめてあげたりすることをおすすめします。
春子にも、ぜひ夏さんの自分史をつくってあげてほしいですね(笑)。
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