教育のデジタル化をどんどん進めるべき
ぼくは、教育のデジタル化をどんどん進めるべきだと思っていますが、
興味深い記事がありました。
デジタル教育反対派への10の質問 --- 中村 伊知哉 : アゴラ
この記事を読んでみて、デジタル教育反対派の方々は、
デジタルへの偏見に凝り固まって思考停止している感じがしました。
現在の教育の一番の問題点は、
興味も能力も理解力もバラバラな子供たちを、
教室にひとまとめにして、先生が教える形式だと思っています。
そういうやり方をしていたら、
ついていけなくなって落ちこぼれる子どもや
授業がやさしすぎで興味が持てなくなる子どもが出てくるのは当然でしょう。
デジタル教科書やインターネットを活用して、
一人一人が動画などを見ながら自分のペースで勉強できるようにして、
わからないところは先生やほかの子どもに聞くような形で
学習できるようにすれば、
そういう問題点はなくなるはずです。
グループでの討論や、体育、音楽、美術などの実技科目は
これまで通りのやり方でいいですが、
知識の習得が中心の科目については、
それぞれが自分のペースで学習できるようにしたほうがいいと思います。
教育のデジタル化を進めれば、
先生たちの役割は、単に知識を教えるのではなく、
子供たちの学問への好奇心を刺激して、
自発的に学習する意欲を引き出すように導くことになるでしょう。
以前はIT技術が十分に発達してなくてできませんでしたが
今の技術なら十分できるはずです。
もちろん、今までのやり方を変えるには、
いろいろ大変なことはあると思いますが、
一番の問題は、今までのやり方で凝り固まって思考停止している人たちです。
ぜひもっと頭を柔軟にして、
現在の教育をよくしていくにはどうしたらいいか、
よく考えてもらいたいと思います。